18歳選挙権が成立 いつから投票できる?選挙の方法は?
選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が可決されました。
世界の選挙権を見ると下記のリンクのデータを見ると18歳以上を採用している国がほとんど。
選挙権の引き下げには、賛否両論があり反対意見もありました。
しかし、世界各国との違いを考えてももはや必然だったんでしょうか。参議院では野党の反対もなく全会一致で成立しています。
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18歳以上が投票できるのはいつから?
18歳以上の人が選挙で投票ができるのは、国政選挙では来年夏の参議院選挙(2016年7月25日任期満了)になる見通しです。
でも18歳以上が投票ができるといっても、いつの時点で18歳になっていなければならいかというと、
これは投票日までです。
ただし、年齢については,生まれた年の翌年の誕生日の前日に満1歳になるとされているため、投票日が7月10日であれば、7月10までに日の翌日まで18歳になっていればいいわけです。
だから高校生でも誕生日によって投票ができたり、できなかったりします。
ただし、公職選挙法によると参議院選挙の投票は「任期満了の前30日以内」と決められています。
だとすると、選挙は日曜日に行われるため、投票日が「6月26日」や「7月3日」になることもありえます。
選挙の公示日が参議院選挙で投票日の17日前までと定められています。
※公示とは国民に広く知らせる意味
そのため6月26日や7月3日になることもありえます。
仮にが6月26日や7月3日が投票日になれば、選挙の公示日が6月9日や6月16日となる可能性もあり、今回の改正公職選挙法の施行前になることもあり、その場合は例え7月3日までに誕生日を迎えていても、選挙で投票できないことになります。
※法律の施行とは、その法律が効力を発揮する時をいいます。
政府がどのように対応するかによりますが、やはり来年夏の参議院選挙からになるんじゃないでしょうか。
詳細が決まりましたら、また改めて紹介します。
選挙の方法は?
来年の7月までに18歳の誕生日を迎える人は選挙へ行くものだと準備しておくといいでしょう。わからないことって人間避けがちです。
だから、「選挙ってこんなもん」って事前にわかっていれば、投票所に足が向きやすいですからね。
実際の選挙の方法ですがこんな流れになります。
投票時間は、7:00~20:00(一部の投票所では変更もあります)
投票場所は投票日の前に送られてくる「投票所入場券」(選挙のお知らせ)に書かれています。
投票時間までに投票場所に行き、
- 受付係に投票所入場券(選挙のお知らせ)を渡します。 ※投票所入場券がなくても本人確認ができれば投票はできます。
- 名簿対照係が選挙人名簿上の本人かどうかを確認します。普通は生年月日を聞かれます。
- 投票用紙交付係から投票用紙をもらいます。
- 投票記載所で投票用紙に記入します。
- 投票箱に投函します。
以上これで終了です。
投票の注意点
投票用紙には余計なことを書いてはいけません
投票用紙には候補者の名前や政党名など必要なこと以外は書いてはいけません。余計なことを書くと投票が無効になります。
用事などがあり投票に行けない場合は不在者投票を
選挙の当日用事などがあり、投票に行けない場合は不在者投票を利用しましょう。不在者投票の場所や方法については、投票日の前に送られてくる「投票所入場券」(選挙のお知らせ)に書かれています。
まとめとヒロの一言
いよいよ18歳選挙権が実現されます。まだ若すぎると批判もありましたが、個人的には賛成でした。
世界のほとんどの国では選挙権が18歳以上に与えられているし、日本の高校生が世界各国の高校生と比べて特に劣っているとも思えないしね。
それに20歳以上の大人だって政治にすごく詳しいわけでもないし、多くの人はマスコミなどの露出や知名度なんかで決めてるしね。その証拠に日本では“タレント議員”や政治家の子などの“二世議員”がすごく多い。
若い人の投票率が低いなんて批判もあるけど、この機会にしっかり学校で選挙に関する教育をすると、これからの18歳になる人たちの投票率が上がるかもしれないしね。
とりあえず18歳になる人は、選挙権という権利を得るわけで、社会を変えるのも変えられないのも自分の投票次第ということもあるわけ。
だから、とりあえず選挙だけは行って投票して来よう。ほんの数分で済むことだしね。
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タグ:18歳選挙権
総務省のホームページには
満18歳なので投票日の翌日までに誕生日を迎えていれば良いと書いてありますよ。
ご指摘ありがとうございました。
記事に不備があり、早速訂正しました。
誤りがあったこと、深くおわび申し上げます。