ウィラートラベルで成田空港が便利に 格安バスやジェットスターとの提携も
高速バスでおなじみの「ウィラートラベル」は、格安航空会社（LCC）の強力なライバルです。成田空港はLCCの拠点として、その地位を着々と築いています。このライバル同士の両者が関係しあって、これからより便利になります。ジェットスター・ジャパンとウィラートラベルが提携し、航空とバスによるハブ＆スポークの構築を目指すことも発表され、要注目です。
今回は、ウィラートラベルによって、より便利になる成田空港についていろいろ調べてみました。
成田空港発の発着の高速バス
成田空港を発着する高速バスがあれば、LCCで安く成田まで行って、その先は格安の高速バスで、手軽に旅を楽しむことができます。現在の成田空港発着の高速バスは、栃木や群馬などの北関東以外にも様々な路線があります。
高速バスの路線は、こんな感じ
- （宮城）仙台
- （福島）郡山・福島
- （長野）松本駅・長野駅
- （山梨）竜王・甲府・石和・一宮・勝沼
- （静岡）新富士駅・沼津駅
- （静岡）静岡駅・新静岡
- （大阪・京都）大阪なんば・大阪駅・京都駅八条口
大阪へはLCCが就航しているので、LCCに乗って高速バスを利用する人は少ないかもしれませんが、その他の路線は、全国から成田空港を経由してお得に観光を楽しむことができますね。また高速バスの発着する各地の人がLCCを利用したい時にも役立ちますね。
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4月4日にはあのウィラーが成田空港へ参入
高速バスで不動の地位を築いているのが、「ウィラートラベル」です。ピンク色の車体は目立って、都心部に大きなバスターミナルがあるのも魅力ですね。ウィラートラベルでは、ときおりキャンペーンで激安価格で高速バスチケットが販売されるので、利用された人も多いですよね。
ウィラーの成田空港を発着する路線には以下の2つ。
- 新潟
- 富山・金沢
新幹線ともろに競合する路線ですね。ただLCCにとっては、距離的には路線開設が難しい都市ですね。お金を払っても、早く快適に移動したい人は、新幹線で。多少時間がかかっても、なるべく安くあげたいという人は高速バスを利用するという感じですね。
料金も5,000円程度～の設定なので新幹線と比べるとずいぶん安いですね。わざわざ東京都心を経由せずに新潟、富山、金沢などに行き来できるので便利ですね。
ウィラートラベルのJR大崎駅から成田空港までの格安バス
成 田空港へは価格が1,000円程度の格安バスを利用すると、安くて便利にアクセスすることができます。ウィラートラベルは長距離の高速バスを主に運行して いますが、2016年10月には、東京都心のJR大崎駅西口のバスターミナルから成田空港を結ぶ格安バスの運行を開始します。
運賃は片道1,200円。ウェブサイトでの予約と決済で1,000円になります。便数は1日で上下線あわせて30便程度を予定しています。この格安バスは、WILLER EXPRESS全路線が乗り放題の訪日外国人向けパス「JAPAN BUS PASS」の利用もできるので、多くの外国人も利用しそうです。
ウィラートラベルとジェットスター・ジャパンの業務提携
ウィラートラベルとジェットスター・ジャパンが業務提携をすることになりました。従来は空港までの予約と、空港から先の予約が別々で利用者にとっては不便な状態でした。しかし、ウィラートラベルとジェットスター・ジャパンが業務提携をすることで、空港までのLCCの予約と、空港からの高速バスや格安バスなどの予約がワンストップですることが出来て便利になります。
特に初めての訪日で戸惑うことの多い外国人旅行者にとっては便利になりそうです。今回この提携を記念して東京/成田発名古屋/中部行きの特別フライトを実施することになっています。成田から中部へのジェットスター・ジャパンの特別フライトは、たった1日のみ。
運賃は、伊勢志摩サミットにちなんで、片道3310円（サミット）の激安価格です。こちらは「AIR & BUS成田発伊勢行きツアー」ということで、WILLER TRAVELが販売することになります。価格には別途支払い手数料などが必要でクレジットカードのみの決済。
その他、航空券の運賃に加えて、伊勢までのバスや観光クーポンを含んだ料金もあります。
航空券＋伊勢までのバス＋観光クーポンなら11,490円。航空券＋伊勢までのバスなら7,490円になります。なお、「AIR & BUS成田発伊勢行きツアー」は、成田から中部空港、伊勢までの片道のみで、伊勢・中部空港から成田までのフライトはありません。
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