京阪中之島駅が居酒屋に 空きホームで期間限定オープン

中之島イメージ

 

最近は観光列車やイベント列車が人気です。最近では車内でビールを飲めるイベント列車「ビール電車」も各鉄道会社

が企画をし、人気になっています。

 

今回紹介する京阪電鉄中之島駅は、駅の空いたホームに実際の電車を止めて居酒屋として営業した点で今までにない斬新さがあります。この気になる中之島駅のサービスについていろいろ調べてみました。

 

 

中之島駅の駅ホーム居酒屋は昭和を感じる

 

京阪中之島駅に登場した駅ホームに実際の電車を停車させての居酒屋ですが、使用している電車は京阪電鉄のラグジュアリー感のある特急車両ではなく通勤電車。

 

使用しているのは、2200系。通勤形のロングシートです。ただロングシートに座ってお酒を楽しむのではなく、車内に「カウンター」や「ちゃぶ台」を設置。

ちゃぶ台なんて、なんとも昭和を感じる雰囲気に車内は様変わりしています。JRのお座敷列車などと似たような雰囲気もありますが、また違った趣がありますね。

 

京阪電鉄も「ノスタルジー」をテーマにこのホーム酒場を開業しました。仕事帰りやレジャーの合間に、最近流行りの「チョイ飲み」として利用するのも良さそうです。

 

中之島駅に登場した居酒屋は、「中之島駅ホーム酒場」というネーミングで期間限定で開業されます。すでに6月22日より営業を開始しています。

 

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中之島駅ホーム酒場のメニューは?

 

中之島ホーム酒場ですが、生ビールは「サントリー・ザ・モルツ」が300円となかなかお手頃の価格で、好感が持てます。その他のドリンクメニューは、ハイボールや京阪沿線の伏見の日本酒などいろいろ楽しむことができます。

 

フードメニューは、

  • 牛すじ煮込み 300円
  • 鶏唐揚げ 300円
  • 牛すじコロッケ 100円
  • ポールウィンナー 100円
  • するめ天 200円
  • 枝豆 100円
  • 柿の種 100円

などなかなかリーズナブル。観光列車などでは、フード類が高いという感じもしますが、中之島駅ホーム酒場はかなり良心的な価格。というより、街ナカで飲むのと全然変わらないかも。

 

 

また、「新梅田食道街」にある居酒屋「大阪屋」が出店しているので、そちらでもフードやドリンクを楽しむことができます。

 

居酒屋の後は、シメのラーメンも欲しいところですが、インスタントラーメン専門店の「やかん亭さくら総本店」が出店し、ご当地カップ麺を販売しているので大丈夫です。京阪電鉄もかゆいところに手が届くサービスですね。

 

 

中之島駅ホーム酒場の営業

 

「中之島駅ホーム酒場」は、期間限定のイベントです。開催期間は、2016年6月22日(水)~6月25日(土)17:00~21:30まで。うーんなんとも短い間だけの楽しみデスね。

 

最終日6月25日(土)だけは、14:00開場になりますので、昼間から一杯を楽しむことができます。また各日入場は21:00までとなっています。

 

入場料は1,000円ですが、1,000円分の飲食チケットがついています。駅構内に立ち入りますが、別途入場券などは必要ありません。

 

中之島駅は当初の乗降車人員数よりもかなり低迷し、苦戦しています。以前はもっと多くの列車がこの駅から発着していたのですが、本数が減っていました。

 

そのことも今回のように空きホームを利用した居酒屋がオーンプできた理由ですから、ちょっと皮肉なものですね。付近は大規模な再開発の予定もあったのですが、経済の状況でしょうかあまり変わっていません。

 

低迷の大きな理由は、中之島駅が終点になり、その他の鉄道とネットワークを結んでいないことがあります。今後はなにわ筋線の計画や、京阪電鉄中之島線自体が西九条駅へ延伸するという計画もあります。

 

居酒屋の賑わいも良いですが、街の活性化や他社線とのネットワーク形成で、ホームを十分活かしきるほどの賑わいを創出して欲しいですね。

 

周辺はリーガロイヤルホテル、大阪国際会議場、国立美術館、博物館などデートやイベントなどでも楽しめそうな場所が多いですから、ちょっともったいないですね。雰囲気は抜群に良い所なのですがね。

 

こんな辛辣な意見もありました^^;

 

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