オリンピック2024年の開催地は? この都市が有力です

2024オリンピックイメージ

 

リオオリンピックが閉幕しました。数々のドラマがあり、あらためてオリンピックの素晴らしさを認識しました。

 

2020年の開催は東京で決定しているわけですが、続く2024年のオリンピックの招致争いも熱を帯びてきています。

 

リオオリンピックの閉会式では、次の開催地の東京のプレゼンテーションが話題になりましたが、そろそろ東京の次のオリンピックもクローズアップされつつあります。

 

2024年のオリンピック開催地はどこになるのでしょうjか?

 

 

2024年オリンピック開催候補地はココ

 

2024年のオリンピック開催地候補の話題は、あまりお茶の間には上がりません。

 

何せ、リオオリンピックでずっと盛り上がっていましたし。次の開催は自国開催の東京ですからね。

 

どうしても影に隠れます。

 

2024年のオリンピック開催地は以下の4都市が最終候補地して残っています。

  • パリ(フランス)
  • ローマ(イタリア)
  • ブダペスト(ハンガリー)
  • ロサンゼルス(米国)

 

この4都市を見て多くの人の感想は、

 

「以前オリンピックが開催されてない?」

 

まあ、東京も1964年に開催されていて2020年で2度目ですし、前回2012年大会のロンドンは3回目ですから珍しくありません。

 

4都市のなかで、ブダペストは開催の経験がありませんが、パリとロサンゼルスはすでに2回の開催があり、ローマも1960年に開催しています。

 

パリかロサンゼルスが選ばれば3回目。

 

しかも、もしロサンゼルスとなれば、そんな前回の開催はそれほど遠い過去の話しではありません。

 

ロサンゼルスオリンピックの第1回目は、1932年です。1929年が世界恐慌ですから、いろいろ開催も大変だったのではないかと推測できますね。

 

2回目の開催は1984年。カール・ルイスが陸上競技で4冠を達成したのが話題となりましたね。日本選手も活躍をし、テレビでもかなり盛り上がった大会で、商業主義的な大会の始まりとしても有名です。

 

オリンピックというと、開催地同士の激しい招致合戦が思い浮かぶかもしれませんが、この当時は開催都市は赤字続きであまり人気がありませんでした。

 

そのため、1984年大会の開催都市立候補はなんとロサンゼルスのみ。

 

今からだと考えられないですね。

 

ロサンゼルス大会は税金を使わずに開催され、この大会を契機に立候補都市が増していき招致合戦も激しくなっていきます。

 

ロサンゼルスオリンピックの頃は、日本もバブル経済で景気がよく、今の中高年の方もちょうど若かりし青春時代を送った時期で、それほど昔のようには思わないかもしれません。

 

パリは2回の開催実績はありますが、1900年と1924年とかなり前の話しです。

 

ロサンゼルスとは違って、「また?」という感覚は少ないでしょうか。

 

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4都市の中ではどこが有力

 

今回の立候補都市を見ると、国際的な知名度が高い都市がズラッと並んでいます。

 

強豪揃いで、もしココに東京が入っていれば、東京の開催も難しかったかもという印象さえあります。

 

では4都市のなかで有力なのはどこでしょうか?

 

まず最も有力なのがパリです。前回の開催からちょうど100年というのも開催にふさわしいともいえます。

 

ただ、パリも問題もあります。

 

一番の問題は治安です。

 
なぜフランスはテロの標的になりやすいのか?--「祈る」だけでなく「知る」ことも | 原貫太

 

 

 

 

 

昨年のパリ同時多発テロに続き、最近ではパリではないものの南フランスのニースの花火大会で痛ましいテロが起こっています。

 

こう立て続けにテロが発生すると、さすがにオリンピック開催には不安です。

 

2024年夏季五輪大会の開催地は、2017年9月のIOC総会で決定される予定ですが、再度フランスで大規模なテロが起こるようなことがあれば、招致活動にも相当影響を及ぼすでしょう。

 

 

五輪開催の大きなポイントは地域と開催能力

 

オリンピック開催を決めるに当たって、決定の大きな要因として地域と開催能力があります。

 

地域というのは、同じ地域でのオリンピック開催は難しいということです。

 

例えば前回が欧州なら、今回は欧州は難しとか、しばらく北米で開催していないので北米が妥当という感じです。

 

ロンドンオリンピックから考えると、欧州→南米→アジアという開催ですから、ヨーロッパでも北米どちらの開催でも問題はなさそうです。

 

つまり、地域を考えると、4都市はそれほど優劣はないということです。

 

北米での開催が1996年以来行われていないことを考えれば、北米が若干有利かなという感じです。

 

一方開催能力を見ると、これは財政力が非常に重要です。

 

今回のリオオリンピックも財政問題が露見しましたし、IOCもちょっと神経質になっているかもしれません。

 

財政面を考えると、ハンガリーのブタペストは少し苦しいです。また、2020年の立候補を財政問題で取りやめたローマも厳しい状況でしょう。

 

となると、パリかロサンゼルスが有利という予想ができます。

 

パリは治安面で不安を残しますので、ロサンゼルスが総合力で若干有利かなという感じです。

 

結果総合的には、

 

ロサンゼルス◎、パリ○、ローマ△、ブタペスト☓という感じでしょうか。今後各都市の巻き返しでどうなるか注目ですね。

 

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