南海電鉄の観光列車「めでたいでんしゃ」が斬新 運行ダイヤは？ 加太の見どころも紹介
最近は観光列車の導入が相次いでいます。このサイトでもいくつかの人気の観光列車を紹介してきました。観光列車の多くは料理を楽しむことができたり、ある程度の時間をかけて乗車することになります。
しかし、南海電鉄の新しい観光列車はとにかく斬新です。区間は和歌山市駅から加太駅までの短い区間。その名も「めでたいでんしゃ」 。本日4月29日から運行を開始しています。今回は、南海電鉄の新しい観光列車「めでたいでんしゃ」の詳細や運行ダイヤ、また終点となる和歌山県加太の見どころなどをいろいろ調べてみました。
南海電鉄の新しい観光列車「めでたいでんしゃ」はこんな電車
南海電鉄の観光列車といえば、世界遺産である高野山のアクセスにも利用される「天空」が有名です。南海電鉄は、関空アクセス特急のラピートなどは、とても個性的なフォルムで、斬新です。
南海電鉄には、紀ノ川駅～加太駅を結ぶ結ぶ通称「加太さかな線」があります。和歌山の鉄道といえば、和歌山電鉄の「たま駅長」が全国的にも人気が高いですが、「めでたいでんしゃ」の登場により、もしかしてこの「加太さかな線」も注目を集めるかもしれません。
ピンク色の外観はなかなか斬新です。「加太の鯛」のうろこをイメージしているのが個性的です。ピンクのカラーやウロコなどが女性や子供にウケるかもしれませんね。
実際に「ｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!」という女性の評判もありました。
めでたいでんしゃ乗車中。かわいい。シートや吊革にハートが隠れてるらしい。#加太さかな線 pic.twitter.com/59wigvbMMj
— お早ようブックス/mikisayaka (@ohayo_books) April 29, 2016
内装はさらに凝っていて、「加太の鯛が泳ぐイメージを表現」しています。ピンクや赤を使った明るい車内です。釣りなどで加太へ向かうおじさんなどは、ちょっと落ち着かないかもしれません。随所に楽しい仕掛けが施され、見るものを楽しませてくれます。
こだわりの内装の数々。
さかなの形をしたつり革が可愛いですね。珍しいですし、誰かファンが取って帰らないか心配になります。ドア横には、「加太のめで鯛」や「加太のむす雛」の縁起物もあります。「加太のめで鯛」は、淡嶋神社で祈祷を受けるこだわりようです。
このようなこだわりの電車を南海電鉄のメインの本線ではなく、支線の「加太さかな線」で投入するのもなかなか凄いですね。「めでたいでんしゃ」は南海電鉄の和歌山市駅から加太を結ぶ30分もかからないほどの距離に運行されます。短い列車旅ですが、乗客に幸せを運んでくれる、そんな観光列車ですね。
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「めでたいでんしゃ」の運行ダイヤ
「めでたいでんしゃ」は、観光列車では珍しく土休日だけでなく、平日も運行されるようです。
土休日の運行ダイヤです。
平日も運行されますが、固定のダイヤではありません。詳しい時刻はこちらを参照してください。1日に数本運行されますので、乗ってみるチャンスは多いですね。なお、観光列車ですが特別な料金はなく、運賃のみで乗車することができます。和歌山市駅から加太駅までの運賃は、330円になります。この料金で乗れる観光列車は魅力です。
加太の見どころ
観光列車「めでたいでんしゃ」に乗るなら、せっかくですから加太の見どころを堪能していって見るべきです。和歌山には白浜や那智勝浦、高野山、熊野古道などたくさんの観光名所がありますが、ここ加太も魅力的ですね。
淡嶋神社
針供養や流し雛で有名な神社です。人病や安産・子授けにご利益があると言われ、女性の守り神として古くから女性の信仰を集めてきました。
昨日は和歌山の淡嶋神社に日本の平和と国民の今後の無病息災を願いに御参りに行って来ました❗️ ＼(^o^)／💈 pic.twitter.com/H1wtmqQJJO
— Daytona 社長。 (@DAYTONA8500) April 18, 2016
城ヶ崎
波の侵食でできた洗濯板のような地形。磯で遊ぶこともできます。昼間もきれいですが、夕暮れ時もなかなか良い場所です。
星空が綺麗だったので、城ヶ崎の展望台で、一休みしてました。写真は、城ヶ崎の展望台からの加太の町。 pic.twitter.com/De1NaqYtAi
— のーり (@norio_0415) February 27, 2014
深山砲台跡
由良要塞の一部で明治時代の遺構。映画やドラマのロケ地としてもよく使われています。敷地内にある展望台からは和歌山の海の絶景を楽しむこともできます。
て事で由良要塞の深山砲台跡でした₍₍⁽⁽(ી('ω')ʃ)₎₎⁾⁾ pic.twitter.com/71qVrxjinx
— ⓝⓐⓒⓗⓘo｡.('ω') (@coronaexe) April 24, 2016
友ヶ島
加太駅からフェリーに乗って友ヶ島へ向かうのもオススメです。友ヶ島は、「天空の城ラピュタ」のような雰囲気もあり、若者を中心に近年人気があるスポットです。
友ヶ島 pic.twitter.com/wj0k4h3NtB
— 廃墟は幻想的な世界へと繋がる道 (@huruiie42) April 19, 2016
見どころが多い、和歌山加太ですが、観光列車「めでたいでんしゃ」に乗ってぜひ行ってみたいですね。拠点となる和歌山市駅は、関西空港からも1時間もかからないほどの距離にあります。LCCに乗って全国から訪れることもできるオススメスポットです。
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