「夏の関西1デイパス」2016年が発売 お得に使い倒す方法は?

JR西日本イメージ

 

「夏の関西1デイパス」が今年も発売されることになります。関西エリアの普通列車自由席の乗り放題の他に、いろいろな特典がつく便利でお得な切符で毎年人気になっています。

 

JRだけが乗り放題となる青春18切符と異なり、「夏の関西1デイパス」では、以下のいずれかのエリア1つに行くことができるチケットとの引換券がセットになっています。

  • 京阪沿線の「鞍馬・貴船・大原」
  • 南海沿線の「九度山」
  • 近鉄沿線の「赤目四十八滝」

 

なかなか涼し気なところをピックアップしてきましたね。大河ドラマ真田丸で見どころとなる九度山も入っているのも嬉しい点ですね。

 

今回は、夏の関西1デイパスをお得に使い倒す方法をご紹介します。

 

 

夏の関西1デイパス2016の基本情報

 

「夏の関西1デイパス」の発売と利用期間は、平成28年6月9日(木曜日)から平成28年9月4日(日曜日)までになります(利用日の1カ月前から当日まで発売)。

 

価格はおとな:3,600円 こども:1,800円

 

青春18切符1回分よりは、少し高くなります。ただし、青春18切符はこども料金がありませんので、お子様連れの場合は、料金面でもお得になります。

 

販売箇所は、JR西日本全エリアの主な駅の「みどりの窓口」「みどりの券売機」および主な旅行会社(九州島内では、JR西日本新幹線博多駅・新幹線小倉駅・博多南駅のみ)になります。

 

JRの自由周遊区間

 

JR関西エリアの自由周遊区間はこんな感じ。関西エリア以外からお越しの方は、敦賀、米原、関西空港、上郡、相生などから利用開始をすればよりお得になります。

 

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出典 JR西日本

 

なお、夏の関西1デイパスは、自由周遊区間は新快速や快速を含む普通車自由席が乗り降り自由になります。青春18切符と異なり、別途特急券を購入すると特急にも乗車することができます。ただし、新幹線はダメです。

 

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いずれか1つだけ選べる引換券

 

夏の関西1デイパスは、JRの自由周遊区間が乗り降り自由となる「本券」の他に、「鞍馬、貴船、大原チケット」「真田・九度山チケット」「赤目四十八滝チケット」のいずれか1枚と交換できる「引換券」がセットになります。

 

鞍馬、貴船、大原チケットは、京阪電車の京橋駅~東福寺駅間の往復(途中下車不可)と、京阪電車の東福寺駅~出町柳駅1日乗り放題、叡山電車の1日乗り放題及び京都バスの貴船口駅前~貴船、四条河原町~大原間(16・17系統に限る)1日乗り放題がセットになったチケット。

 

真田・九度山チケットは、南海電鉄の新今宮駅~九度山駅間の往復乗車券と、九度山・真田ミュージアム くどやま「真田丸」大河ドラマ展入場券引換券および周辺施設割引などの特典がセットになったチケット

 

赤目四十八滝チケットは、近鉄電車の鶴橋駅または京都駅~赤目口駅間の往復と、三重交通バスの赤目口駅前~赤目滝間の往復、赤目四十八滝入山料および周辺施設割引特典がセットになったチケット。

 

オススメは、大河が好きであれば九度山が良いのでしょうが、お得度でいう「鞍馬、貴船、大原」か、「赤目四十八滝」かなという感じです。

 

観光の魅力などを考えると、「鞍馬、貴船、大原」が一番かなという感じがします。好みもありますので、自分が一番好きな場所へ行くのが一番でしょう。

 

 

夏の関西1デイパス2016をお得に使い倒す方法

 

夏の関西1デイパスをお得に使い倒すには、まずは早起きが必須ですね。遠方から来られる方は、早起きが特に大変ですが、始発の新幹線や飛行機に乗ってできるだけ早く到着をしましょう。

 

一番のオススメである「鞍馬、貴船、大原チケット」を選んでお得に使い倒す方法を考えてみます。

 

鞍馬、貴船、大原チケットは、京阪電車の京橋駅~東福寺駅間の往復が無料になりますが、新幹線や飛行機で大阪入りする人は、まずは大阪水上バス「アクアライナー」の乗船をおすすめします。

 

この水上バスは、普段は1,700円となかなかのお値段。大阪城から中之島をめぐる観光船で川から眺める都市の魅力も味わえます。

 

 

一番便利な乗り場は、JR環状線大阪城公園駅下車後西へすぐの「大阪城港」。ただし、一番早い時刻が10時出発。所要時間は1時間です。

 

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出典 JR西日本

 

早朝から京阪電車に乗る人などは、先に鞍馬や貴船を観光し、夕方アクアライナーにに乗るのも良いかも。ただし最終は17時発とちょっと中途半端な時間。

 

京都で楽しむ時間が少なくなるので、無理にアクアライナーに乗ることはないかもしれませんね。あくまでも時間が合えばという感じでしょうか。

 

JR京橋駅からは、京阪電鉄に乗り換え特急電車を使って京都へ向かいましょう。京阪電鉄の特急は特急券などの追加料金はかかりません。

ダブルデッカーの車両も連結している場合もありますが、途中駅の京橋からの乗車なので着席ができるかどうかは、曜日によっては難しいでしょう。

 

京橋からは終点の出町柳まで乗車。その後は、叡山電鉄に乗り換え、鞍馬や貴船、大原などを堪能しましょう。叡山電鉄は日頃は、運賃がとても高いローカル風情のある鉄道です。

 

秋の紅葉の時期ももちろん良いですが、夏の青もみじもなかなかきれいですよ。

 

レンタサイクルはどうする?

 

今年の夏の関西1デイパスには、JR駅リンくんのレンタサイクルが利用できます。ただ1回限りのレンタサイクルを利用できる駅は、奈良、丹波口、摂津富田、三ノ宮、神戸、相生、大津、和歌山、摩耶だけ。

 

しかも一番使いそうな観光地の奈良や丹波口は営業時間が18時までと短い。無理して乗ることもないかなという感じです。どうしても使い倒したいという人は、摂津富田駅が23:30まで営業で、返却は翌日朝10時でOK。

周辺は住宅地で特に何もありませんが、駅から離れた気になる飲食店などがある場合は、利用価値があるかもしれません。

 

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