東武日光へ夜行列車「日光夜行号」が登場 早朝から紅葉を堪能

紅葉イメージ

 

浅草から日光への夜行列車が18年ぶりに復活します。

 

ただ、夜行列車といっても、そんなに距離がないですよね。135km程度だから、ゆっくり走っても2時間程度でしょうか。

 

これなら、ぐっすり睡る間もなさそうですよね。

 

ただ新たに登場する「日光夜行号」は、東武日光駅到着後もしばらく仮眠ができるようになっています。

 

早朝到着するフェリーなんかで、停泊後しばらく仮眠ができるような船もありましたが、これはけっこう便利なサービスです。

 

ただし、朝3時半ぐらいまでのようですが^^;

 

多少身体にはハードですが、日の出ともに見る日光の紅葉も、また格別。時間も有効に活用できて便利なのもこの列車の良い点です。

 

 

日光夜行号の運転日と時刻表

 

「日光夜行号」は、紅葉のシーズンに運転される臨時列車です。
運転日は、10月15日(土)、21日(金)、22日(土)の3日間。

※浅草駅を基準。他の駅から乗車する場合は深夜日付が変わります。

 

時刻表は次のようになっています。

 

  • 浅草 23:55 発
  • 北千住  24:10 発
  • 新越谷 24:26 発
  • 春日部 24:42 発
  • 東武日光  2:16 着

※東武日光駅到着後、3時半頃まで列車内で仮眠ができます。

 

東武日光へは深夜2時過ぎの到着^^;

 

その後1時間ほど仮眠は一応可能です。寝台車じゃないので快適ではないでしょうが。

 

車両は300系の6両編成。

 

toubu300

出典 東武鉄道株式会社

 

6両編成中、1両は女性専用車両になる予定です。

 

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列車を降りた後は?

 

日光駅で早朝4時前に車外に放り出されて、「その後はどうすれば良いんだ?」と先が読める人は思うかもしれません。

 

東武日光駅からは、専用バスに乗り換えることができます。

 

専用バスは、東武日光駅を出発し、終点の湯元温泉に向かいます。

 

時刻は一部バス停のみの抜粋ですがこんな感じ。

 

  • 東武日光 4:00 発
  • 中禅寺温泉 4:40 頃
  • 竜頭の滝 4:55 頃
  • 赤沼 5:00 頃
  • 湯元温泉  5:15 頃

 

各観光スポットへは、だいたい早朝5時前後に到着することになります。バスでも1時間程度睡ることができそうです。

専用バスなので、さすがに着席できるように東武もバスを必要数のバスを手配するでしょう。

 

帰りのバスは、専用バスではなく路線バスを利用することになります(無料)。

 

日光夜行号の料金や内容

 

日光夜行号の内容は、往路の夜行列車の乗車券と特急券。復路は乗車券のみ(復路のみ2日間有効)。

 

東武日光駅から湯元温泉までの専用バスと湯元温泉から東武日光駅までの路線バスを利用できます。

なお、復路の路線バスは、同方向に限って途中下車が可能で乗り降り自由になっています。

 

夜行列車内ではブランケットとスリッパが用意されています。寝台車ではないので、快適性はさほど良くないですが、配慮はしれています。

 

これだけついての料金ですが、

 

大人 7,500円

小人 4,900円

 

浅草駅出発の場合です。ちょっと高いような気もしますが、時間を有効に活用できますし、混雑の激しい紅葉時の日光へのアクセスをちょっとでも快適に移動するには良い方法です。

 

販売は、9月15日から運転当日の17時まで東武トップツアーズ各支店 で販売されます。切符ではなく旅行商品の扱いの場合は、キャンセル料が高額になる場合もあるのでご注意を。

 

募集人員は各日200名です。紅葉のトップシーズンですから、人気も予想されます。できれば早めの予約をオススメします。

 

日光での朝食は?

 

都心を深夜に出発し、早朝日光に到着する日光夜行号。到着後はお腹がへりそうですよね。

 

ただ、あまり朝早くは各地ともレストランや食堂は、まだ営業をしていないところがほとんどです。早くて9時位からの営業がほとんどです。

 

事前にコンビニ等で朝食を用意されておくのがベターです。東武日光駅近くですと24時間営業のサンクス・セブン-イレブンがあります。

 

日光夜行号はかつて18年ほど前に運転をされていました。今回18年ぶりに運転されるわけですが、人気が出て例年運転されるようになって欲しいですね。

 

復路の乗車券が2日間有効なので、中禅寺湖などで1泊することも可能です。早朝の人が少ない日光の紅葉はまた格別でしょう。

 

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