切り干し大根の栄養がすごい 戻し方から料理の方法まで 注意する点も紹介

大根イメージ

 

乾物は長期間常温で保存ができるし、そのものよりも天日干しにすることによってかえって栄養が増えるものもあり重宝します。

 

乾物は食物繊維やミネラルが豊富で値段も安いため、上手く使うことで健康であまりお金もかけなくてもリッチな食生活を実現することもできます。

 

そんな乾物の中で最もよく食されているものの一つが切干大根です。

 

普段何気なく料理をしたり、定食屋や居酒屋のお通しで食べる機会がある切り干し大根ですが、そこには知られざる栄養がありました。

 

切り干し大根を料理やお菓子に上手く活用する方法を紹介します。

 

 

切り干し大根の栄養は生の大根よりすごい

 

切り干し大根は、大根を細く切り、天日で干して乾燥させたものです。

 

料理で熱を加えることで栄養価を失う場合があります。

 

そのため、天日干しの場合も栄養価が損なうのではないかと考える人もいるでしょう。

 

実は切り干し大根のは、干すことで同量の生の大根と比べると栄養価も増加します。

 

どれくらい栄養価が上がるかというと、まず鉄分が約32倍! 貧血気味の人にはこれは見逃せませんね。

 

その他にもカルシウムが約15倍、ビタミンB1B2がともに約10倍増加するといわれています。

 

生の大根でも健康食で栄養たっぷりなのに、さらに栄養価がアップするなんてすごいですね。

 

さらに切り干し大根には、食物繊維も豊富に含まれています。

 

食物繊維はダイエットをしている人にはおなじみですが、便通が良くするためには欠かせません。

 

便秘がちの人にとっても、切り干し大根は効果があります。

 

それに、食物繊維は体内で水分を吸収し膨らみます。そのため少量でも満腹感を得やすくなり、ダイエットにも効果的というわけです。

 

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気をつけたい切り干し大根のカロリーと糖質

 

切り干し大根のカロリーは100gあたり279キロカロリー程度で少々高めです。

 

イメージ的にはカロリーが少なそうな印象を持つ人も多いですから、ちょっと注意が必要です。

 

また、それ以上に気になるのが糖質です。

 

大根なので糖質は少ないイメージを持たれるかもしれません。実際に大根は2~3グラム程度で糖質は非常に低いです。

 

しかし、干すことでグ~ンと糖質がアップします。

 

100g45グラム程度の糖質量があります。

 

ちょっと糖質が高いですですから、糖尿病などや糖質オフを心がけている人にとっては、ちょっと注意が必要です。

 

野菜と思って食べ過ぎると、血糖値がグ~ンと上昇することもあるでしょう。

 

ただ、糖質が高めなので炭水化物の代わりとして食べるというのも、一つの考え方ですね。

 

麺類などと比べると栄養価が高いですし、お米や麺類の置き換え食としてはオススメはできます。

 

 

切り干し大根の戻し方

 

切り干し大根の戻し方は、ボウルに切り干し大根を入れ、水を注ぎ軽くもんでサッと洗います。

 

こうすることで、表面の汚れやゴミを落とすことができます。

 

洗った水は捨て、新たに水をたっぷり注ぎ、つけておきます。

 

時間は、だいたいと10分~15分程度。

 

ただし、食感を残して料理に利用した場合は、もう少し短い時間が良いでしょう。

 

つけ終えた切り干し大根をざるに上げ、軽く絞っていろんな料理に使います。

 

浸け置いた戻し汁には、煮物などに出汁として利用するとウマミが増しますので、とっておくと良いですよ。

 

 

切り干し大根の賞味期限や日持ちは?

 

生野菜は購入後、痛みが早いですが乾物にすることで、保存期間が長くなります。

 

自宅で余った大根などを天日干しをすることで、長期保存ができるようになります。

 

スーパーで市販の切り干し大根を買ったら、賞味期限がありますので、その表示に従うのが良いでしょう。

 

それでは、切り干し大根を戻して料理に使った場合はどうなのでしょうか?

 

例えば切り干し大根の代表的な料理方法の煮物でしたら、だいたい冷蔵庫で45日程度なら日持ちがします。

 

衛生面で心配の人は、できるだけ濃い味付けをすることです。

 

味付けを濃くすることで、1週間ぐらいの保存はできるようになります。

これなら、常備菜としても活躍しそうですね。

 

もっと長期間保存したいという人は、冷凍保存すると良いでしょう。

食べる分だけ小分けにして冷凍保存をすると便利ですよ。

 

お弁当に使うなら、シリコンカップに小分けをしてタッパーに入れるととても便利ですよ。

 

シリコンカップをそのままお弁当に入れればオッケーで手間も省けます。

 

 

切り干し大根をお弁当のおかずに おやつにはどう?

 

切り干し大根は、大根を天日干しをすることで約15倍のカルシウムになります。

 

これは、牛乳の数倍!

 

育ち盛りのお子さんには、このカルシウムの量は魅力です。

 

特に普段牛乳が嫌いで、飲みたがらないなんて傾向のあるお子さんなら、切り干し大根を毎日入れるのも良いですよね。

切り干し大根は甘いので、子供も食べやすいですしね。

 

さらに、切り干し大根をおやつとして食べる方法もあります。人気のレシピを紹介しますので、ぜひ試してみてください。

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