就職学歴フィルター スポーツが強いイメージの大学が有利は本当?

就活イメージ

 

就職活動の8月面接解禁に伴って、忙しくなってきた大学4年生。

さらに、来年以降の就活を見据えて、すでに様々な情報を入手している人も多いはず。

 

また、大学生だけでなく高校生も、どの大学に行けば就職に有利なのかは気になるところ。

 

そんな学生たちが、気になるものの一つが「学歴フィルター」

 

学校によって、就職のチャンスに違いが出るわけですから、自分の大学はどうなんだろう?

自分の志望校はどうなんだろう?

 

なんてことが気になります。

 

学歴フィルターが単純に偏差値で決められていたらわかりやすいのですが、目にした記事によるとそうでもないようです。

 

その記事には、スポーツが強いイメージの大学の学生も健闘しているなんてことも、果たしてそれは本当なのでしょうか?

 

 

 

就活の学歴フィルターをすり抜ける大学の共通点という記事

 

今回参照したのが、こちらの記事「就活の学歴フィルターをすり抜ける大学の共通点

 

記事によると、今はゆとり世代であること、大手企業の8月面接解禁などが影響して次のような人が、偏差値が低い大学でありながら、たくみに就職の学歴フィルターをすり抜けていたり、就職活動で健闘しているようだ。

 

  • 地方大学の学生
  • 体育会系の学生
  • スポーツに強いイメージが定着した大学の学生

 

順に検討してみましょう。

 

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地方大学の学生

 

東京に企業が集中することから、従来は

 

東京などの首都圏の大学=就職に有利

地方の大学=就職に不利

 

という考えが一般的でした。

 

しかし、大手企業の8月面接解禁により、その状況に変化がみられ、近年は地方大学の学生が健闘していると記事は指摘しています。

 

その理由の一つに大手企業の8月面接解禁も影響しているということ。

 

8月面接解禁は、すべての企業が行っているわけではなく、経団連が考え経団連加盟の企業が行っているもの。

 

一方、経団連に加盟していない中小企業の多くが、春頃から選考を始めて人材の確保に努めているようです。

このことが地方大学の学生に有利に働いているというと。

つまりこういうことです。

企業が東京に集中しているのが日本の実情

しかし、地方在住の学生は頻繁には上京できないから、就職先を比較的早く決める傾向

企業側が内定辞退のリスクが低い、就職先を早く決めがちな地方大学の学生の採用を強化

という理屈。

“オワハラ”が社会問題化する最近の状況ですから、企業の人材確保の手段としては、有効な方法の一つとなっていることは十分にあり得ますね。

 

体育会系の学生やスポーツに強いイメージが定着した大学の学生

体育会の学生は古くは非常に就職に有利でした。

以前の日本企業は、根性論がまかり通り、体育会系で揉まれた学生は根性があって粘り強いと、とてももてはやされました。

 

しかし、最近は根性では物が売れません。

粘り強さよりも頭が重視されるようになりました。

 

そのため、一部の企業では、まだまだ体育会系の学生が就職に有利があるものの、目立たなくなりました。

そればかりか逆に不利になる場合もなくもなかったわけです。

 

しかし、近年の学生はちょうど“ゆとり世代”

 

ゆとり世代の生き方は、現在企業で活躍している世代からすると、やはり不満なんですね。

どことなく物足りないというか。

 

そこで、見直されているのが体育会系の学生ということ。彼らはゆとり世代でありながら、やはりちょっと違いますからね。なるほど。

 

さらに、加えてスポーツに強いイメージが定着した大学の学生が健闘していると記事は指摘しています。

 

ゆとり世代だから、体育会系の学生を見直すのは、たしかにその傾向はありそうでが、スポーツに強いイメージが定着した大学までとなると、かなり論理の飛躍があるような気がしますが。

 

このことの真偽はわかりません。しかし、スポーツに強いイメージが定着した大学は偏差値がたとえ低くとも知名度はあります。

 

外資系企業などで、そもそも偏差値など考慮しない企業もある中で、大学の知名度というものは一つの指標になるのかもしれません。

 

また、同じ偏差値の大学であれば、知名度の高い大学が有利なのはうなずけます。

 

だからこそ、多くの大学では巨額の費用をかけて、スポーツ推薦などで優秀な学生を集めるわけですからね。

 

スポーツに強いイメージが定着した大学はどこ?

 

スポーツに強いイメージが定着した大学が就活で健闘していることの真偽は微妙ですが、イメージが定着した大学がどこなのかを知ることは、今後の大学を選ぶ上では大事なことかもしれまし、知って損はないかもしれません。

 

ここからは、スポーツに強いイメージが定着した大学はどんなところがあるのか検討してみたいと思います。

 

まず日本でメジャーなスポーツといえばなんといっても野球です。マスコミの露出度が高いので、大学出身の選手がプロ野球などで活躍すればイメージ定着に貢献しそうです。

 

毎年のドラフト会議では、どこの大学出身かは話題になりますからね。

 

まずは、プロ野球選手出身大学ランキングを見てみます。

1位 法政大学 142人
2位 明治大学 134人
3位 早稲田大学 113人
4位 駒澤大学 72人
5位 慶應義塾大学・日本大学 67人
7位 中央大学 64人
8位 立教大学 60人
9位 東海大学 58人
10位 近畿大学 57人
11位 亜細亜大学・専修大学 55人
13位 東洋大学 51人
14位 青山学院大学・東北福祉大学・立命館大学 44人
17位 関西大学 33人
18位 神奈川大学 29人
19位 同志社大学 28人
20位 国士舘大学 26人

 

偏差値の高い大学もあれば、そうでもない大学もありますね。でもどこもスポーツが強いイメージがありますね。

 

続いてサッカー。

Jリーグチーム・Jリーグ発足以前の社会人チーム・なでしこリーグチームなどに所属している、したことのある選手の出身大学です。

1位 早稲田大学 145人
2位 筑波大学 126人
3位 国士舘大学 111人
4位 中央大学 87人
5位 駒沢大学 77人
6位 流通経済大学 68人
7位 明治大学 66人
8位 順天堂大学 63人
9位 日本体育大学 61人
10位 福岡大学 60人
11位 法政大学 53人
12位 大阪体育大学 50人
13位 東海大学 45人
14位 阪南大学 42人
15位 関西大学 37人
16位 立命館大学 35人
17位 関西学院大学・大阪商業大学 33人
19位 慶應義塾大学 32人
20位 中京大学 31人

 

とりあえず、メジャースポーツの筆頭野球とサッカーを見てみました。その他のスポーツで強い大学もあるのですが、時間の都合で紹介はこのあたりにします。

 

今回紹介した大学は少なくとも、スポーツが強いイメージはあるのかなと思います。参考にしてください。

 

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