東京大阪間 新幹線と飛行機はどちらが良い? 料金・時間・サービスの比較

東京大阪間移動イメージ

 

東京大阪間の出張や旅行には飛行機と新幹線どちらを利用していますか?一般的なシェアは新幹線が80%、飛行機が20%という比率になっています。

 

数字の上では新幹線が圧倒していますが、飛行機は空路ならではの良さがあります。

 

今回は日本を代表する2大都市の東京大阪間の移動で、新幹線と飛行機どちらが良いのか比較してみました。

 

 

 

新幹線と飛行機 安いのはどちら?

 

まずは正規運賃の比較は、

 

新幹線のぞみ普通車指定席 14,450円

飛行機正規運賃 22,600円

 

正規運賃は新幹線の圧勝です。飛行機はさらに空港から都心までのアクセス交通の料金がかかります。新幹線は東京都内、大阪市内は同一料金になります。ただ飛行機の場合、仕事で利用する場合を除いてはあまり正規運賃で利用する人は少ないでしょう。飛行機はかなり割引運賃が充実しています。さらにLCCになると信じられないような価格になります。

 

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飛行機の割引運賃

飛行機の割引運賃はかなり細かくいろいろな種類があります。また割引運賃の種類の他にも乗る便によっても料金がかなり異なります。

JALやANAなどのフルサービスキャリアで最も安い割引運賃は、75日前までの予約が必要なタイプで羽田空港~伊丹空港間で9,190円になります。

割引運賃は搭乗日から予約する日までが短くなるほど割高になっていきます。1日前までの予約に対応する特割という割引運賃では12,090円という価格のものもあります。

 

LCCでは最安で4,000円もしない航空券が販売されています。さらにキャンペーンを利用すると信じられないような価格の料金があったりします。ただしLCCの場合成田空港、関西空港とも都心から遠く、都心までアクセスするのに最安でも1,000円ほどそれぞれの空港でかかります。つまり片道2,000円は余分にかかってきます。

 

新幹線の割引切符

東京大阪間を走る東海道新幹線はあまり割引運賃がありません。JR東海はかなり儲かっているので、もう少し利益を利用者に還元してほしいですね。

 

一番最安は、ぷらっとこだまというものです。ぷらっとこだまはJRが発売する切符ではなく、JR東海ツアーズが販売する旅行商品です。いろいろな制約がありますが、最も大きなもので、名称通りこだましか乗れないことです。のぞみやひかりには乗れません。そのため所要時間が4時間4分と長くなります。

 

ぷらっとこだま以外の割引切符となると、金券ショップで購入できる回数券のバラ売りがあります。価格はそれぞれのショップによって異なりますが、だいたい13,500円で販売されています。

 

会員制ですが、エクスプレス予約というサービスがあります。こちらを利用するとIC早特という3日前までの予約が必要なタイプで12,340円というものがあります。

 

新幹線のぞみは自由席に乗車するとかなり安くなります。自由席は13,620円と指定席と比べるとかなり安くなります。東京駅は始発駅ですし、新大阪駅発というのぞみもたくさんありますので少し並べば座れる可能性は高いです。手っ取り早く安く上げるには自由席はおススメです。

 

新幹線と飛行機 所要時間の比較

 

まずは「時は金なり」。移動の重要な要素である所要時間の比較です。

代表的なターミナル駅で比較してみましょう。

 

数字の比較として新幹線は東京駅から新大阪駅までのぞみを利用(所要時間2時間30分)。

飛行機は羽田空港から伊丹空港をANAやJALなどのフルサービスキャリアの例として利用(所要時間1時間10分)し、成田空港から関西空港までをLCCの例として利用(所要時間1時間30分)

 

東京駅~大阪駅

新幹線 2時間45分

飛行機フルサービス 3時間15分

飛行機LCC 約5時間

 

この区間は東京駅は新幹線の発着駅、大阪駅も新大阪駅から一駅と近いため新幹線の圧勝です。飛行機は機内での時間は短いものの、東京駅、大阪駅から空港までの所要時間、荷物検査や搭乗に必要な時間などが必要なため新幹線より所要時間がかかってしまいます。

 

LCCに関しては成田から関空までの機内での時間も羽田から伊丹までの時間より長く、さらに成田空港から東京駅、関西空港から大阪駅までも移動に時間がかかるため新幹線の約2倍もの所要時間がかかります。さらにLCCの場合遅延も結構ありますので、遅延も考慮しなければなりません。

 

続いて両都市最大のターミナル駅同市ではどうでしょうか?

 

新宿駅~大阪駅

新幹線 3時間10分

飛行機フルサービス 3時間20分

飛行機LCC 約5時間

 

新宿駅~大阪駅間は新幹線と飛行機が良い勝負でほとんど変わりません。新幹線に余裕をもって乗車することになるとほとんど変わらないか、逆に空路が早くなる場合もあるでしょう。

 

LCCは東京駅とほとんど変わらず約5時間。空港アクセスに特急を利用することを想定していませんので、スカイライナーやラピートなどの特急を利用すればもう少し速くなるでしょう。ただしLCCは価格を重視して乗る人がほとんどですので、空港アクセスに特急を利用するとあまり意味がないかもしれませんね。

 

 

新幹線と飛行機サービスの比較は?

 

サービスはかなり飛行機のほうが良いでしょう。飛行機は機内でのドリンクサービスがあります。さらにマイレージサービスが充実しています。マイレージを貯めると無料航空券を手に入れることができさらに活用できます。

 

さらに飛行機の場合、エリート会員制度があります。エリート会員になれば搭乗前のラウンジ利用ができたり、よりマイルがたまりやすくなったり、場合によっては座席のアップグレードができたりと至れり尽くせりです。

 

新幹線は基本的には何もサービスがありません。乗車するだけです。ただしぷらっとこだまを利用すればワンドリンクなどのサービスはあります。

 

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