北海道新幹線ダイヤ正式発表 飛行機とどっちが便利?
北海道新幹線のダイヤが正式発表されました。所要時間は最速で4時間2分のはやぶさ。はやぶさは1日に上りと下りを合わせて計3本。東京-新函館北斗間の途中の停車駅は大宮、仙台、盛岡、新青森のみです。
今回は、正式発表で明らかになった北海道新幹線の利便性について、飛行機と比べてどちらが便利なのかをいろいろ調べてみました。
北海道新幹線のダイヤ
北海道新幹線のダイヤが正式発表されました。注目の所要時間は、最速でも4時間2分となり利用客が航空機から新幹線に切り替える際の目安となる所要時間の「4時間切り」は果たすことができませんでした。
また、新幹線とアクセス列車を乗り継いだ東京―函館間の所要時間は乗り換え時間を含めて最速4時間29分となりました。4時間30分だと、思ったより時間がかかると思った人も多いのではないでしょうか。
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主な列車のダイヤです。
北海道から東京へ向かう上り新幹線の始発は、新函館北斗駅が6時35分発で東京駅着が11:04になります。所要時間4時間2分の速達タイプのはやぶさは上りでもう一本あり、新函館北斗駅が17時21分発で東京駅着が21:23です。東京までの最終の新幹線は、新函館北斗駅が18時36分発で東京駅着が23:04ということになりました。
逆の東京から北海道へ向かう下り新幹線の始発は、東京駅が6時32分発で新函館北斗駅着が10:58になります。所要時間4時間2分の速達タイプのはやぶさは下りでは1本だけで、東京駅が8時20分発で新函館北斗駅着が12:22です。新函館北斗駅までの最終の新幹線は、東京駅が19時20分発で新函館北斗駅着が23:33ということになりました。
飛行機の場合 函館-東京間空路の時刻表
飛行機の函館空港-東京羽田空港を結ぶ時刻表です。
出典 函館空港ビルデング株式会社
函館と東京を結ぶ空路の時刻は、東京から函館の始発は、AIRDO57便ANA4757便の共同運航便で羽田空港発6時50分発で函館空港着が8:10になります。
日本航空の始発は、JAL585便の羽田空港発7時50分発で函館空港着が9:10。
最終は、ANA557便が、羽田空港発17時10分発で函館空港着が18:30、JAL589便が、羽田空港発17時30分発で函館空港着が18:50になります。
逆の函館から東京の始発は、AIRDO58便ANA4758便の共同運航便で函館空港発8時55分発で羽田空港着が10:25になります。
日本航空の始発は、JAL584便の函館空港発9時55分発で羽田空港着が11:25になります。
なお、この時刻は2016年1月6日までの時刻になります。北海道新幹線開業後は、鉄道の対抗手段として新たな路線を開設するかもしれません。
北海道新幹線と飛行機を比べてみて結局どっちが便利?
北海道新幹線と飛行機を比べてみると、北海道新幹線が最速で4時間を切ることができなかったため、所要時間を考えると飛行機が利便性が高いといえるでしょう。
さらに羽田空港から東京都心、函館空港から函館市中心部までともにアクセスが良いためなおさら飛行機の利便性が高い理由にもなりますね。
では、北海道新幹線は飛行機と比べてまったく不便なのでしょうか?
この点は使い方や便によっては北海道新幹線も使い勝手が飛行機よりも良い場合があります。飛行機と新幹線をうまく併用すればより便利に、北海道と東京を移動することができそうです。
具体的に説明します。
北海道新幹線の開業によって、
東京に今までより遅く滞在できるようになった。
飛行機の羽田空港の最終が、ANAが17:10発、JALが17:30発なので、羽田空港までの移動と飛行機はチェックインやセキュリティチェックのため早く空港に到着しないといけないので16:30ぐらいには東京都心を離れないといけませんでした。
しかし、北海道新幹線の東京発の最終は、東京駅を19:20発。これなら今までより2時間以上も遅く東京都心に滞在できるようになりました。ちょっと帰宅の時間が遅くなりますが、今まで東京で宿泊していたのが泊まらなくてもよくなる人も出てくるでしょう。
さらに新幹線の手軽さも見逃せません。新幹線は飛行機と比べると駅に行って手軽に乗ることができます。確かにちょっと時間はかかりますが、思い立ったらすぐに乗れるのが新幹線の良いところです。
飛行機は空港まで行くのも人によってはちょっと大変ですし、当日購入の航空券は割高でちょっと抵抗がありますからね。
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