世界最強のパスポートはどこ? 日本の順位とビザなし渡航できる国は?

パスポートイメージ

 

国によってパスポートの強さがあります。パスポートが強ければ、ビザ無しで訪れる国や地域が多いため、手軽に余計な出費をせずに旅行を楽しむことができます。場合によっては、数ヶ月の滞在もビザ無しで滞在することでき、ちょっとしたロングステイもビザを取得せずにすることも可能な国もあります。

 

この度、「Passport Index」とういサイトで、パスポートの強さのランキングの2016年版が発表されています。気になる上位の順位、日本の順位とビザなしで渡航することができる国や地域についていろいろ調べてみました。

 

 

パスポートランキング上位の結果

 

こちらのサイトで、パスポートランキングについて紹介されています。
“世界最強”のパスポート 2015年1位の米英陥落、日本19位… – withnews(ウィズニュース)
「Passport Index」 …
2015年は、アメリカとイギリスが1位をわけあったのですが、両国とも今回は1位から陥落しています。代わりにトップに立ったのが、ドイツとスウェーデン。ともにビザなしで訪れる国と地域が「157」にのぼります。

 

以下ランキングです。

 

  • 1位(157カ国)
    ドイツ、スウェーデン
  • 3位(156カ国)
    フィンランド、イタリア、スイス、フランス、スペイン、英国
  • 9位(155カ国)
    デンマーク、オランダ、ベルギー、韓国、ノルウェー
  • 14位(154カ国)
    シンガポール、ルクセンブルク、オーストリア、ポルトガル、米国

 

基本的には、ヨーロッパの国が上位を独占しているような感じです。経済力がよりある国がより多くの国や地域にビザなし渡航ができるような傾向になっています。

 

ランキング下位は正常が不安な国が並びます。たとえばアフガニスタン、ソマリア、イラクなどです。日本人旅行者はそもそもそのような国はほとんど行かないような所が多くなっています。

 

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パスポートランキング 日本の順位は?

 

「日本のパスポートは世界最強」なんて言われた時代もありましたが、今は少し順位を落としています。確かに日本のパスポートは強く、盗難されるケースもけっこうありましたから。

 

また、日本のパスポートを持っていると、諸外国よりも入国審査が簡単になるようなイメージもあります。日本人はおとなしくあまり問題を起こさないということもあるのでしょうか?真相はわかりませんが、なんとなくすんなりと入出国ができるイメージがあります。

 

今回2016年の日本の順位は、19位。同じ順位にはアイルランドとギリシャがいます。昨年はこのランキングで8位だったのですが、順位を落とす結果となっています。また、アジアの国の中でも、昨年は韓国に次ぐ2位だったのですが、今回はシンガポールに抜かれ、アジアで3番目ということになっています。

 

とはいっても、ビザなし渡航ができる国と地域が、韓国が155、シンガポールが154に対して、日本は153ですからその差はほとんどないともいえます。日本は順位は落としたものの、ビザなし渡航できる国が減ったわけではありません。昨年よりも10カ国増えています。

 

日本はよりも、他の国がビザなし渡航できる国を増やしたために、日本は順位を落とす結果になりました。ランキングは落としてもいても、日本のパスポートの強さは相変わらず高いといえるでしょう。

 

 

日本人がビザなしで渡航できる国や地域は?

 

今回のランキングは国連に加盟する国と台湾や香港などの6つの地域を合わせた199の国と地域を対象としています。そのうち、153ですからかなりの所はビザを取得せずに一定期間滞在がすることができます。日本人の旅行は短期間が多いため、これはかなり便利ですね。

 

どのような国と地域がビザなし渡航ができるのか、エリアごとに紹介します。逆にいうと、ビザなしで渡航できない国のほうが少ないので、できない国もはっきりしておきます。なお、ビザなし渡航ができる期間は紹介しませんので、旅行などを計画している方は、旅行会社や外務省のサイトなどで最新の情報を確認してください。また、ビザなし渡航が認めれていても、別に特別な申請が必要な場合もありますし、情勢が変わる場合もありえるのでご注意ください。

 

 

東アジア

東アジアは、中国、香港、マカオ、韓国、台湾、モンゴルと6つの国と地域でビザなし渡航が認められています。ただ1カ国だけ認められない国があります。それは北朝鮮です。北朝鮮は、日本と国交がないため、渡航するには旅行会社のツアーでアレンジしてもらうか、北京などでビザを取得する必要があります。

 

東南アジア

ブルネイ、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの8カ国でビザなし渡航が認められています。ビザが必要な国は、カンボジア、ミャンマー、東ティモールの3カ国です。日本人もよく訪れるカンボジアやミャンマーのビザなし渡航が実現して欲しいですね。

 

南アジア

モルディブ、スリランカだけが、ビザなし渡航が認められています。その他、バングラデシュ、インド、ネパール、パキンスタンの渡航はビザが必要です。

 

中央アジア・コーカサス諸国

グルジア、カザフスタン、キルギスでビザなし渡航が認められています。アルメニア、アゼルバイジャン、タジキスタン、トルクメニスタンの渡航にはビザが必要です。

 

中近東

キプロス、イラク(クルド自治区のみ)、イスラエル、パレスチナ、トルコ、アラブ首長国連邦でビザなし渡航が認められています。

バーレーン、イラン、ヨルダン、クウェート、レバノン、オマーン、カタールへの渡航はビザが必要です。

 

北アフリカ

エジプトへの渡航はビザが必要ですが、モロッコやチュニジアはビザなし渡航が認められています。

 

西アフリカ

ビザなしで渡航できる国はなく、カーボベルデ、ベナン、モーリタニア、セネガル、トーゴとも渡航にはビザが必要です。

 

東アフリカ

セーシェルはビザなしで渡航ができますが、ブルンジ、ジブチ、エチオピア、ケニア、タンザニア、ウガンダへの渡航はビザが必要です。

 

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