ランチの後の歯磨きはするべき？　実は問題も多い昼食後の歯磨き

 

毎日ランチの後に歯磨きをする人は多いです。

 

昼食後の歯磨きはエチケットという感じの人なら、当然という感じですよね。特に女性には多いです。

 

虫歯予防や歯周病の予防にもなりそうですから、歯磨きを昼食後にするのも良さそうなのですが果たしてどうなのでしょうか？

 

 

朝晩の歯磨きは必要

 

昼食後の歯磨きについて紹介する前に、朝晩の歯磨きはどうでしょうか？

 

昼食後に歯磨きをしているような人は、もちろん朝晩の歯磨きも欠かせないのではないでしょうか。

 

人によっては、朝だけという人もいるかもしれません。

 

朝晩の歯磨きは虫歯予防や口臭予防やエチケットしても必要です。

 

まず朝ですが、睡っている間唾液の分泌は少なくなります。

 

実は、この唾液は口の中の衛生を保つために以下のような大事な作用があることがこちらのニュースにも紹介されています。

 
アンチエイジングのニュース – ランチの後は歯を磨くべき！？ – 最新ボディケアニュース一覧 – 楽天WOMAN

 

• 歯周病菌や虫歯菌などの殺菌作用
• 口の中の食べかすなどを洗い流して洗浄する作用
• 食後に酸性になった口の中を中和する作用

 

つまり、唾液は口の中を健康に保つ様々な役割を持っているわけです。

 

唾液は通常はたくさん分泌され、口の中が濡れた状態になっています。

 

しかし、寝ている間は唾液の分泌量がグーンと減ります。口の中が乾燥した感じになるのは、朝起きると誰しも感じますよね

 

唾液の分泌が減れば、唾液による殺菌洗浄効果が十分発揮されないため、口の中が不衛生な状態になります。

 

ですから、朝起きると歯磨きは必ず必要です。

 

朝食の後歯磨きをするという人もいるでしょうが、できれば起床後朝食前の歯磨きがオススメです。

 

なぜなら、唾液の分泌が少ない乾燥した口の中は、細菌がたくさんですからね。

 

夜睡っている間は唾液の分泌が少ないという理由で、夜寝る前の歯磨きも必要です。

 

唾液による殺菌洗浄効果が十分発揮されない、食べかすなどによって虫歯や歯周病の原因にもなりますからね。

 

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昼間は唾液が活躍

 

夜睡っている間と違って昼間は、健康な人であれば唾液がたくさん出ています。そのため唾液による殺菌洗浄効果が期待できます。

 

ですからランチ後の歯磨きは特別必要がありません。

 

年齢を重ねてくると、歯と歯の間が広がりがちで、特に食べかすなどが気になる人もいるでしょう。

 

食べかすが気になる人は、歯磨きよりも歯間ブラシやフロスを使って取り除くのが良いです。

 

 

ランチ後の歯磨きは口臭を悪化させる!?

 

ランチの後の歯磨きは、多くの人は口臭が気になるから行っているのでしょうが、実はその行為が逆に口臭をひどくさせることもあります。

 

口臭にはいろいろな原因があるのですが、細菌を抑える唾液が極端に少なくなって引き起こされれるものもあります。

 

ランチ後にせっせと歯磨きをするとどうなるでしょうか？

 

確かに口の中の食べかすや歯と歯とあいだの食べかすなどをきれいにすることはできます。

 

ただ、歯磨きをした後は当然うがいをします。うがいをすれば、口の中の唾液も洗い流されることになります。

 

つまり、昼間も過度に歯磨きをすることで、口の仲の衛生状態を保つ上で大事な役割を果たす唾液の量も少なくなるのです。

 

エチケットに良かれと思ったランチ後の歯磨きが、逆に口臭の原因にもなるのです。

 

歯磨きはやり過ぎもよくないため、朝と夜、それも起床時と就寝前にしっかりと磨くことがとても重要なのです。

 

 

研磨剤入の歯磨き粉はさらに問題

 

ランチ後の歯磨きを欠かせない人で、歯磨きの成分を確認してみてください。

 

そこには研磨剤が配合されていないでしょうか？

 

研磨剤が歯を削って汚れを落とします。歯に付着するゆうな汚れは簡単に落ちないため、研磨剤が入った歯磨き粉が販売されています。

 

研磨剤は汚れを削るだけでなく、歯の表面のエナメル質も少しづつですが剥がしています。

 

エナメル質が削られると、さらに内部の象牙質がむき出しになります。この状態は虫歯菌が侵入しやすくなったり、知覚過敏の原因にもなります。

 

研磨剤入の歯磨き粉で朝昼晩としっかりと磨けば、当然エネメル質もより多く剥がしていくでしょう。

 

歯磨きを選ぶなら、研磨剤が入っていなものを選ぶべきです。

 

さらに、できるだけ唾液の殺菌洗浄効果に任せるべきです。

 

その他にも歯磨き粉には、身体にあまりよくない成分が含まれている場合もあります。

 

洗浄効果を上げるための界面活性剤なども配合されているため、身体にあまり良くなものもありますから、より注意が必要です。

 

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