今年の夏は暑すぎて働けない!? GDPにも影響して世界経済も悪化?

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連日の暑さで夏バテ気味の人も多いでしょう。猛暑の中では、どうしても仕事や勉強の効率は悪くなりがちです。だからこそ夏休みという長期の休みがあるのでしょうが。

 

学生ですとたっぷりと夏休みをとることができても、社会人になって働くようになると、そういうわけにはいきません。しかし、実際には仕事をしていても、能率が劇的に下がっている場合もあります。

 

暑すぎる気候は、労働時間が減り、GDPにも影響を起こしてしまうというニュースがあります。

 

 

東南アジアではすでに労働時間が減少

 

猛暑といえば日本の夏は暑いですが、年中暑いのが東南アジアです。あれだけ1年間ずっと暑かれば仕事のする気もなくなってきそうです。

 

こちらの記事によると、東南アジアでは猛暑の影響で既に年間の労働時間が15-20%減少。このまま気候変動が進めば、なんと50年までにこの割合が倍増する可能性があることが示唆されています。

 

 

暑い国のほうが、どちらかというと働かないというイメージがありますが、暑さは仕事をする上での大敵です。

 

暑くなると、それまでと同じ集中力で働き続けることが困難になります。そのため、仕事のペースが落ち、休憩する時間も増え能率が悪くなりがちです。

 

健康・環境国際トラスト(ニュージーランド)のディレクター、トルド・キェルストロム氏は、中国やインドネシア、マレーシアを含むアジアなどの最高43カ国で熱波の影響により経済が悪化すると予想しています。

 

30年までに中国の国内総生産(GDP)は1%、インドネシアは6%、それぞれ落ち込む可能性があると予想をしています。

 

順調に経済発展を果たしてきたアジアですが、暑さの影響が経済にも及ぶことがありえそうです。では日本はどうなのでしょうか?

 

夏の暑さで言うと、日本の暑さはかなりのものです。真夏の日中などは東南アジアの人でも、驚くほどですからね。

 

ただキェルストロム氏は、富裕国ではこのような状況にはならないとも語っています。「富裕国は気候変動に対処するための財源がある」

 

日本もこの富裕国に含まれるのでしょうか? 実態は借金まみれの財政なのでとてもその余裕はなさそうです。しかし、記事のグラフには日本の名前はありません。

 

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出典 ブルームバーグ

 

日本人は、猛暑も関係なくガンガン働くということなのでしょうか?それともあまりにも経済成長が鈍いので無視されているのかどうかわかりませんが、なぜだか日本の名前はありません。これだけの暑さにも関わらず。

 

日本は四季があり、夏は東南アジアなどと比べて短いからとも思いましたが、グラフには中国、韓国、アメリカなど日本と同じように冬が寒い国も含まれています。

 

東南アジアなどに訪れると、空港やショッピングモールなどの寒さにとても驚きます。半袖では風邪を引きそうなぐらい、クーラーをガンガン効かせています。

 

仕事をするオフィスも同じような状況で、クーラーがガンガン効いた寒いぐらいのところも多いでしょう。

 

一方、日本はというと節電をするところが多く、室内でも暑くてたまらないという所もあります。オフィスによっては、エアコンの設定温度が高い所もあり、暑がりの人は、とても辛い思いをしている所もあるでしょう。

 

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暑すぎる職場に男性は悲鳴を上げている

 

こちらのニュースでは、職場の暑さに男性が悲鳴を上げているというアンケート調査があります。一般的には男性は暑さに弱くエアコンの設定温度を高くした職場では、暑さを我慢できないという人も多いでしょう。

 
男性社員8割「職場の暑さ」に悲鳴│NEWSポストセブン

 

 

逆に女性は、暑さには弱いのは変わらないのですが、エアコンによる寒さには敏感です。あまり設定温度を下げると、寒すぎるので、節電で設定温度を上げるのはちょうど良いという人も多いでしょう。

 

暑い人、寒い人どちらに合わせてエアコンの設定温度を設定すべきかは議論が分かれるところですが、GDPが下がるのならエアコンの設定温度を下げるべきのような気もします。

 

クールビズによって確かにまだ幾分暑さはましになります。しかし、それでも通勤では暑さと混雑のダブルパンチで、すでに会社に着く頃には疲労困憊という人もいるでしょう。

 

暑い、とにかく暑い。しかもこの夏はラニーニャ現象の影響でさらに暑くなるとの予報もあります。GDPも減少するかもわかりませんし、エアコンの設定温度を上げるとか、夏休みを長くとるとかないですかな?

 

以上暑さに参っている人が、情報を集めて愚痴ってみました。

 

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