京都のタクシーで会話が不要なサイレンス車両が試験的に導入 人と話したくない人が増えている?
京都といえば、お世辞にも交通ネットワークが充実しているとはいえません。
地下鉄はあるものの街を網羅しているわけではなく、混雑や渋滞に耐えながらバスを利用するという観光客の人も多いでしょう。
でもバスは待ち時間も所要時間もかかりけっこう不便です。
便利に京都を観光するととなると、お金はかかるもののなんといってもタクシーが便利です。
観光客では知らない貴重な情報も聞けて、時には役立つことも多いでしょう。
ただ、人によってはタクシーの車内の会話が「わずらわしい」と思う人もいます。特に関西のタクシードライバーはサービス精神でより多くの会話をしがちですから。
そんな中、京都のタクシー会社で会話がない「サイレント車両」を試験導入する会社があらわれました。
京都のおもてなしも徐々に変わっていくようですが、そんなに人と会話をしたくない人々が増えているのでしょうか?
タクシーの運転手との会話が嫌いという人はこんなに多い
タクシーの運転手さんは会話が好きな人が多いような気がします。
世間話などの会話をすることがサービスだと思って、張り切っておしゃべりをする運転手さんもいるでしょう。
けっこう物知りで役立つ時もあるんですがね。特に見知らぬ土地に行く場合には、貴重な情報を知ることができるケースも少なくないです。
ただ、あるニュースによると、タクシーの運転手との会話が嫌いという結果がこんなにも多いのかという驚きの結果が出ています。
結果はこんな感じ
Q.タクシーの運転手との会話は好きですか?
好き……100人(26.2%)
嫌い……281人(73.8%)
URL https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/19180
実に7割以上の人が嫌いと答えたのはちょっと驚きでした。
この結果は、もちろん仕事中とか旅行中とかで結果は異なってくるでしょうが、タクシーの運転手の会話を迷惑だと感じる人は思いの外多そうです。
観光情報も最近ではスマホやSNSの普及によって、手軽に手に入れる事ができるようになっていますから、それほどタクシー運転手の情報を欲する人も少なくなっているのかもしれません。
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京都のタクシー会社が会話不要のサイレンス車両を導入する動き
京都といえば日本を代表する観光地ですが、タクシーにお世話になる人は多いですよね。
そんな京都で全国初となる会話不要のサイレンス車両を試験導入するタクシー会社があらわれました。
この会話がいらないサイレンス車両は今後、世の中に普及していくのでしょうか?
タクシー運転手との会話が嫌いという人がとても多い状況からすると、歓迎する動きは多そうです。
人と話しをしたくない人がそんなに増えているのか?
タクシー運転手だけでなく、そもそも人との会話や接触を好まない人が増えているような感じもします。
スーパーなどはもともと会話がほとんどありませんが、最近はセルフレジを導入する店舗が増えています。
セルフレジは急いでいる時は便利なものですが、ちょっと観察してみると有人レジが空いていても、あえてセルフレジを使う人が少なくありません。
何を購入するかを人に見られたくないという心理があるのかもしれません。まあ、半額シールなんて貼っている商品なら、ちょっと見られたくないでしょうし(笑)
スーパだけでなくファミレスにもセルフレジは導入されてきています。
これは、企業の人件費削減などのコスト削減を意図するものなのでしょうが、人々の人とあまり会話をしたくない、接触したくないというニーズを汲み取ったのかもしれません。
日本だけでなくアメリカも!?
日本人は人見知りのをする人が、外国人と比べると多いといわれています。また、初対面で親しく話しができるというのもアメリカ人などと比べると劣るでしょう。
とにかくアメリカは、会話が好きです。お店のレジでも時には世間話しに話が咲く場合も少なくありません。
少なくとも軽い挨拶などを交わすケースは日本よりも多いでしょう。
そんなアメリカでこんな飲食店が登場しています。
サンフランシスコの「Eatsa(イーツァ)」は、「自動」を売りにする丼メニューの専門店です。
スマホアプリかお店にあるタブレットから注文をし、ロッカーのドアに商品が出てくるというシステムです。
こちらはその動画です。
うーん、会話好きなアメリカ人もこんな無機質なサービスを利用するようになってきたとは。
現代社会ですが、ちょっとわずらわしいことを好まない人たちが増えているのかもしれませんね。
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