ポイント還元って本当にお得? 割引との違いはこの計算で

割引イメージ

 

ポイント還元というと家電量販店が真っ先に思い浮かぶ人も多いと思いますが、最近どんどんポイント還元をするお店が増えていますね。

 

「ポイント20%還元」なんて表示があると、お得だなと思いついつい手が出る人も多いはず。

 

でも、そのポイント還元ですが、「商品が○○引きで買える」と考える人が多いですが、ポイント還元率=割引率と単純に考えがちですが実はそうではないのです。またポイント還元には割引と違ってデメリットもあります。

 

今回は客を買いたい気持ちにさせるポイント還元。ポイント還元は本当にお得なのか?ポイント還元と割引の違いを計算するなどポイント還元のお得度をいろいろ調べてみました。

 

 

 

ポイント還元と割引の違いは?

 

ポイント還元と割引、似たもの同士ですが同じように考えていませんか?20%ポイント還元ならなんだか2割引で商品が変えたような気がしますよね。

 

ところがこれは実は違うのです。ポイント還元は単純な割引率とは異なります。例を出して説明しましょう。

 

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10万円のパソコンを購入しようと家電量販店へ行きました。ポイント還元が20%とあり、「2割引なら安い」と思い購入。後日たまった2万円分のポイントでタブレット端末を購入。(消費税はなく税込価格)

 

この場合、10万円のパソコンを2割引で購入したのではなく、12万円分の商品を10万円で購入したことになります。

12万円分の商品を10万で購入したわけですから、「20,000÷120,000=0.1666…」になります。つまり約16.6%の割引ということになります。

 

でも、「2万円のタブレット端末を購入した際にもポイント還元があるのでは?」という疑問があるかもしれませんが、タブレット端末のポイント還元分はさらに次回の買い物で使えるのみです。

 

では続いて次の場合どちらのお店で購入すればよりお得でしょう。

 

定価10万円のパソコンを購入しようと思い、家電量販店2店に行きました。K店ではズバリ3割引の70,000円。B店では20%割引つまり80,000円にさらに13%のポイント還元があります。(消費税はなく税込価格)

 

なんか少しややこしくなってきましたが、田中君は「K店は3割引だけどB店は、20%+13%だから33%offでB店の方がお得」考えました。佐藤君は、「K店は3割引で3万円得、B店は80,000円の15%ポイント分は12,000円分のポイント。2割引の20,000円とあわせて32,000円の割引だからB店が得」と考えました。

 

あなたも田中君や佐藤君のように考えてしまいませんか?

 

これも上の計算と同じように考えましょう。佐藤君は後日たまった12,000円分のポイントでたまたま見かけた家電商品を購入しました。

 

この場合、112,000円の商品を、80,000円で購入したわけですから、「32,000÷112,000=28.571…」と約28.5%割引ということなります。つまりK店では30%割引ですが、B店は28.5%割引なので、割引率だけでいうとK店の方がお得ということになります。

 

まあこの例では12,000円の分のポイントで購入したものが必要なものでどのみち購入しなければならないものであれば、さらにその商品の割引率もK店とB店で比べる必要がありますがね。

 

ポイントには有効期限という罠が

 

さらにせっかく貯めたポイントですが、有効期限とうい罠があります。買い物のときに喜んでもらったポイントですが、その後ポイントがあることを忘れてしまい失効させてしまうという人は少なくありません。

 

ポイントを失効させれば全く割引がないことになってしまいます。またポイントを使いたいがためにたいして欲しくもないものを買ってしまっては意味がありませんからね。

 

販売側はいろんな数字のマジックで誘惑してますよ。

 

販売する側は、商品を買ってもらおうといろんな数字のマジックを使い、消費者を誘惑しています。ポイント還元もその一つですが、「端数価格効果」もその一つです。19,800円とか298円とかですよね。それぞれ20,000円や300円と比べると価格差以上の割安感を感じます。

 

このような場合、気をつけたいのは衝動買いですね。思わず安い!と思い飛びついてしまうことです。貯まったポイントの使い道もそうですが、せっかくの割引を無駄にしては意味がありませんからね。

 

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