日本のスマートフォン普及率が異常に低いのに驚き 考えられる理由は?

スマホ利用イメージ

 

日本のスマートフォンの普及率が低いというニュースです。こちらのニュースによる日本のスマホ普及は39%。約4割ということです。

 

街なかを歩くと誰もがスマホを持っていて、普及率はもっと高いような気がしますが、この数字には正直びっくりです。

 

でもなんでこんなに日本のスマホ普及率は低いのでしょうか?その理由をいろいろ調べてみました。

 

 

日本のスマートフォン普及率が低いというニュース

 

日本のスマートフォンの普及率が世界では低いというニュースです。技術力があり、先進的な日本なのにちょっと意外と思った人も少ないないと思います。

 
日本のスマートフォン普及率はマレーシアより低い? – ライブドアニュース

 

欧米などの先進国と比べて普及率が低いのであれば、まだ理解できるのですが、マレーシアでも50%を超えているそうです。

 

マレーシアは、最近経済発展が著しいですが、日本と比べるとまだまだ経済力は違います。そんなマレーシアでもスマホはかなりの普及をしています。

 

マレーシアのおとなりのシンガポールはスマホ大国。シンガポールは経済力もあり、庶民の生活が豊かでスマホの普及率はトップクラス。その隣国の影響もあるのでしょうか?

 

私も日本でスマホがまだ普及する前に、シンガポールへ行った際に、みんなスマホを持っているのを驚いたことがありました。

 

では、なぜ日本はこれほどまでにスマホの普及率が低いのでしょうか?何か理由はあるのでしょうか?

 

SPONSORED LINK

 

日本のスマホ自体の普及が遅かった理由はガラケー

 

日本でスマホをほとんど見ない時代に、海外ではPocketPCに通話機能が付いた「PDA」というスマホを良く見かけました。ただ、日本ではあまり見かけることはなかったです。

 

その大きな理由に日本にはすでに「ガラケー」という便利な携帯端末があったからです。確かにガラケーはネットもできるて電話もできる。おまけにワンセグでテレビも見れて、おサイフケータイもついて便利です。

 

ただ、拡張性となると断然スマホが高いです。アプリの自由度がまったく異なります。ただ単にネットをしたり、電話をするだけなら、ガラケーでもスマホでもそれほど変わりはありません。

 

しかし、スマホは便利なアプリを入れることで、その機能がグーンと高まります。アプリ開発を一般にオープンしたことで、様々なアプリが開発されました。

 

一方i-modeに代表される日本のガラケーでアプリを開発しようとすると、入り口部分ですでに巨額の費用がかかったりで、簡単には参入することができず難しいものがありました。

 

スマホはアプリ開発をオープンにしたことで、次々とアプリが増え、便利になっていきました。それが世界的な普及につながっていったのですが、ガラケーは逆に日本だけで普及するものとなり「ガラパゴス」などと揶揄されるようにもなりました。

 

ただ、ガラケーは今でもそれなりに便利です。電話が主な利用ならかえってガラケーのほうが便利です。そのためまだまだ根強い人気があります。

 

 

日本の高い高齢者比率

 

日本は現在超高齢化社会といわれています。高齢者の比率が、世界と比べてとても高いのが日本です。高齢者の多くは、先端機械を操作するのが苦手にしています。

 

そのため、高齢者の比率が高いのが、日本のスマホ普及率が低い理由だという意見も多くあります。確かに高齢者がスマホの普及率を下げているのは、間違いないでしょう。

今でも「簡単ケータイ」という商品が人気になるぐらいですからね。

 

しかし、スマホはそんな操作が難しいのでしょうか?むしろタッチパネルで直感的に操作できるようになって、簡単になったのではないかともいえます。

 

たしかに使い方によっては、スマホはアプリを入れて、いくらでも複雑にすることはできます。もはやパソコンにも匹敵するほどですからいろんな使い方ができます。

 

ただ、普通に電話したり、ちょっと調べ物をするだけなら、高齢者でも特に難しくないような気がします。実際高齢者の方でスマホを使いこなしている方はたくさんいます。

 

この点は、高齢者の中では、スマホ=先端機器。先端機器=操作がややこしくて難しいという先入観を持った人が多いのではないかと予想します。

 

先日韓国に行く機会がありましたが、列車内などで中高年でスマホを利用している人をたくさん見かけました。韓国は今回のニュースでは、スマホの普及率がトップです。高齢者にも普及しているのが、普及率が高い理由でもあると思います。

 

日本は高齢者比率が高いので、スマホの普及率が低いというのはあると思いますが、正確にいうと「先入観を持った高齢者」が多いために、あまり普及していないと言うのが正確なのかもしれません。

 

 

日本の保守性や日本メーカーの普及度も影響?

 

日本人は世界でも保守的な民族だといわれています。たとえばモバイルバンキングは、スマホの便利な利用法の一つですが、日本はその普及率が他のアジア諸国と比べて断然低いという調査結果もあるぐらいですから。

 

今でも銀行に行くと、長蛇の列なんてことがあります。その多くの人が時間がかかるので、振り込みをしているのでしょう。ネットバンキングやモバイルバンキングは危険で怖いというイメージの人が多いからでしょう。

 

日本のメーカーのスマホが性能が悪いというのもあります。正直国産メーカーであまり良いスマホはありません。一度某メーカーの商品を購入しましたが、操作パネルの反応が恐ろしく悪くびっくりしたことがあります。

 

日本人は、「国産信仰」が強い国なので、国産メーカーのスマホの競争率の弱さも一因かもしれません。また嫌韓ももしかして背景にあるかもしれません。

 

スマホのシェアは、世界では韓国のサムスンがトップですが、日本では圧倒的にiphonが人気です。iphoneのシェアが高いのは、もちろんデザイン性の高さや使い勝手の良さもあるのですが、これほどまでのシェアは世界でも珍しいです。

 

SPONSORED LINK

 

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ