JALがパリからビジネスジェットの乗継サービスを開始 安心・快適すぎて驚き
世界中を飛び回るビジネスマンにとっては、できるだけスムーズに目的地までたどり着きたいものです。
ただ、世界中の都市すべてに直行便を開設することはできず、どうしても巨大空港などを経由して目的地に向かうケースが出てきます。
ただ、乗継の空港での待ち時間が面倒だったり、場合によっては入国審査のための長蛇の列に並ぶケースだってあります。
空港でテロの危険だってなくもありません。そのせいで入国審査に今まで以上に時間がかかったりするケースも増えています。
実際にイスタンブールやブリュッセルの空港が2016年にテロに襲撃されのも記憶に新しいですし、金正日総書記の後継者候補でもあった長男の正男氏がマレーシアの空港で映画のように暗殺もされています。
そんなご時世にJALがうれしいサービスを導入します。
ヨーロッパのハブ空港であるパリのシャルル・ド・ゴール空港の乗継として、ビジネスジェットを活用するのです。
今までにないサービスで、一度で良いからビジネスジェットに乗って見たかったという人には興味津々ですね。
JALの欧州乗継はちょっと不満
JALの海外空港での乗継の新しいサービスが「JAL FALCONビジネスジェットサービス」です。
JALは「ワンワールド」というアライアンスに所属しています。
そのため従来の乗継というと、JALの機材で欧米に飛べば、アメリカなら提携しているアメリカン航空の機材でアメリカ各地に向かう事ができます。
ヨーロッパはブリティッシュ・エアウェイズやフィンエアーが同じアライアンスに所属しています。
ただ、ブリティッシュ・エアウェイズがハブ空港とするロンドンのヒースロー空港は混雑する空港で有名です。
利用者にとっても、嫌いな空港のいつも上位に入るような空港でできれば利用したくない人も多いでしょう。
フィンエアーはフィンランドのフラッグシップになりヘルシンキ空港をハブとし評判は悪くないですが、便数やネットワークに不安があります。
もちろんアライアンスに加盟していない航空会社で乗継もできますが、マイレージや色んな面で同じアライアンスの方が良い場合が多いです。
そんなJALですが、フランスパリのシャルル・ド・ゴール空港の乗継サービスとして、ビジネスジェットを活用するサービスを開始します。
最近ANAに押され気味のJALですが、ビジネス客を取り込みにサービスを充実をはかってきました。
SPONSORED LINK
「JAL FALCONビジネスジェットサービス」の流れ
「JAL FALCONビジネスジェットサービス」の流れはこんな感じになります。
出典 「JAL FALCONビジネスジェットサービス」の販売を開始
JAL便でシャルル・ド・ゴール空港で飛んだ後は、JALの空港担当者に出迎えられ、入国審査に向かいます。
入国審査といってもパリ観光を目的とする人たちの長蛇の列に並ぶのではなく、プライオリティレーンを利用して颯爽と審査を済ませます。
ビジネスジェットはシャルル・ド・ゴール空港ではなく、4km離れた近隣のル・ブルジェ空港を利用します。
ル・ブルジェ空港へはリムジンを利用しますし、パリ到着からビジネスジェットの出発まで、現地担当者がエスコートをして、サービスをしてくれるので楽々です。
なお、ビジネスジェットはフランス大手ビジネスジェットオペレーターのダッソー・ファルコン・サービス社が運航しますので信頼性は高いですね。
ダッソー・ファルコン・サービス社は、欧州以外のシンガポール、北京、香港にも整備拠点がありますので、今後ビジネスジェットを活用した乗継サービスがアジアでも展開されるのではないかとの期待も抱いてしまいます。
「JAL FALCONビジネスジェットサービス」充実したサービス
「JAL FALCONビジネスジェットサービス」は、JALの担当者が空港に出迎えてくれ、その後いろんな手続きのサービスやエスコートをしてくれます。
もちろん出発となるル・ブルジェ空港でのラウンジサービスやビジネスジェット内でも上質なサービスを受けることができます。
まずはル・ブルジェ空港でのラウンジサービスですが、専用のラウンジで専用の会議室も用意されているので、出発前に重要なミーティングを開くことにも対応ができています。
海外渡航先でも、オフィスと同じような環境が用意されているわけです。忙しいビジネスマンにとっては重要なことですね。
さらにビジネスマン内での機内サービスも充実しています。
また、参考となるモデルプランも紹介されており、効率よくビジネスをできる利点が紹介されています。
出典 「JAL FALCONビジネスジェットサービス」の販売を開始
う~ん考えるだけで利用したくなりますね。ただこのサービスですが法人限定です(^_^;)
でなくともとても利用できそうもありませんが、忙しいビジネスマンや個人て法人を持っている人のちょっとした観光?にも利用できそうですね。羨ましいですね♫
SPONSORED LINK