名古屋のレゴランドの食事がぼったくり!? その真相を検証してみた
※画像は海外のレゴランドです。
4月1日名古屋に新たにレゴランド・ジャパンが開業をしました。
観光資源が乏しいといわれがちな名古屋にとっては、目玉となる集客施設ができ期待と話題になっています。
さて、そんな地元期待のテーマパークですが、開業そうそうネガティブな話題がネット上で拡散しています。
話題となっているのは、パーク内の食事。
その食事がとてもぼったくり価格ということなのですが、果たしてどうなのでしょうか?
他のテーマパークとも比較して考えてみました。
レゴランドの食事がぼったくりとネットで話題
レゴランド・ジャパンのパーク内の食事がぼったくりという事がネットで話題になっています。
たしかに日本のテーマパークの食事は、どこも高めに設定されていて、満足度が高くありませんが、レゴランド・ジャパンはどうなのでしょうか?
話題となっているのは、こちらのチキンバーガーセット。1,350円という価格にネット上で「ぼったくり」という声が相次いでいます。
確かに街中のファーストフードならこの半額程度という印象なので、一般的に見るとぼったくりといえるかもしれません。
ただ、拡散している画像による違いはあるので、その印象はちょっと異なります。
痛いニュース(ノ∀`):【画像】 レゴランドの食べ物がボッタクリすぎると話題に https://t.co/jApYQ3uN1z
— 台湾ラノベ翻訳するフレンズ (@harakoatom) April 1, 2017
話題になってる食べ物についてだけど、これが本物らしいですよ。ケチャップも別で袋入りのを付けてくれるとか。
再入場の件も、あれはレゴランドジャパンしゃなくて大阪のレゴランドディスカバリーセンター。ジャパンのサイトにはそんなこと書いてないです。
(左の写真は拾い画) pic.twitter.com/DZC29QvIVd— まゆこ (@mayuko_0819) April 1, 2017
前者はより見た目が安っぽい感じはします。正直あまり美味しくありません。後者は包装されているので、まだクオリティは少し高く感じます。
それでもマクドナルドのチキンクリスプ?という感じの印象は否めませんが。
なおレゴランドジャパンでは1日パスでの再入場はできないようです。
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他のテーマパークの食事と比べてみた
街中のファーストフードと比べると、その高さが際立つレゴランドの食事ですが、他のテーマパークと比較するとどうなのでしょうか?
日本の代表的なテーマパークといえば、東京ディズニーリゾートと大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。
この2大巨頭もパーク内の食事はあまり満足度が高くありません。
年パス保有者は、当然のようにパーク内に一度外出をし食事を済まして、再度入場するなんてことも当たり前のようになっています。
それでも東京ディズニーリゾートでは、おすすめサンドウィッチセットで920円というのがありました。
内容は、パストラミとエッグサラダのサンドウィッチ・グレープゼリー・飲み物のセットです。
出典 東京ディズニーリゾート
ワッフルサンドがセットで1,080円というものもあります。
内容はフライドチキンのワッフルサンド、メイプルソース付にポテトと飲み物がつきます。セット内容としてはより近いものでしょうか。
出典 東京ディズニーリゾート
USJはどうかとういうと、BBQベーコンチーズバーガーセット¥1,590というものがありました。
内容は、BBQベーコンチーズバーガー、フライドポテト、ソフトドリンク(R)になります。
出典 USJ
値段は高めですが、大人のバーガーセットという感じで、クオリティの高さは感じます。実際に子供用のキッズハンバーガーセット990円というものもあります。
こちらの商品がむしろレゴランドジャパンのチキンバーガーセットに近いような気もしますが。
日本の2つの巨大テーマパークとは、クオリティに対する食事の値段はほぼ互角か少し高いような印象です。あくまでも直接食べた経験がないので、写真などの情報を集めた結果ですが。
海外のレゴランドはどうなの?
レゴランドは世界中に展開をしていますが、アジアではマレーシアのジョホールバルにあります。
ジョホールバルといえば、シンガポールとの国境の都市でマレーシアでは物価の高くなっています。
そのマレーシアのレゴランドの入場料は、ウォーターパークとテーマパークのセットでネット販売で20%割引になって大人196リンギット、子供156リンギットになっています。
1マレーシア・リンギット=26円ですと、だいたい大人で5,000円ほど。子供で4,000円ぐらいになります。
レゴランドジャパンと比べると割安になっています。それでもパークで直接購入すれば、割高でレゴランドジャパンの料金に肉薄します。
一方食べ物はというと、なかなか情報がないのですが「キャッスルフライドチキンセット」が18リンギットというものがありました。日本円ですと500円もしないですね。
同じものではないので比較対象は難しいですし、食べ物が安いマレーシアとは比較にならないという意見もあるでしょう。
それでもワンデイパスは、それほど変わらないにも関わらず、食事は倍ぐらい違うというのでは割高感を感じるのは仕方がないでしょう。
レゴランドジャパンはUSJなどを意識した
レゴランドジャパンは、食べ物でより稼ごうという意識してか、競合と思われるUSJなどを意識した価格設定にしたと思われます。
日本のテーマパークなどの食事はどこも割高なので、日本全体の傾向かもしれません。
また、テーマパークだけでなく駅弁も市販の弁当と比べると、ちょっと高いかな?という印象を持つものも少なくありません。
特別なシチュエーションで食べるもので、儲けを稼ごう、言葉を変えればぼったくろうというのは、日本にはあると思います。
特に最近の日本の物価低下を見るとなおさらそう感じる時があります。
レゴランドジャパンに関しては、初年度の入場者目標が200万人程度と東京ディズニーリゾートやUSJとは大きく離れています。
やはり、テーマパーク2大巨塔の価格に合わせるのではなく、後から市場に参入するものとしてもう少し頑張った価格で提供をして欲しかったですね。
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