2017年の入試は大阪工業大学に注目 梅田に巨大新キャンパスができるぞ
少子高齢化のため、大学が生き残りをかけて、激しい競争をしています。このブログでも、以前に日本一の志願者数となった近畿大学の取り組みを紹介しました。近畿圏へ首都圏ほど人口もいないため、それだけ大学は生き残りに必死です。
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そんな中、2017年に注目の大学があります。それは、大阪工業大学。企業の評価も高く就職も強い大学ですが、新しいキャンパスを梅田茶屋町に作ることになります。今回は、2017年以降の受験生に注目の大阪工業大学について、その梅田新キャンパスの詳細などについていろいろ調べてみました。
大阪工業大学の新キャンパスOIT梅田タワー
大阪工業大学が新しくキャンパスを建設しています。大阪工大といえば、旭区の大宮キャンパスでおなじみ。あの大阪を代表する千林大宮商店街が近くにある下町にある大学というイメージです。その大阪工業大学がなんと梅田しかも若者の人気スポットも多い茶屋町に新キャンパスを2017年4月に誕生させます。
新キャンパスは「OIT梅田タワー」。地上22階、地下2階、高さ125mの超高層ビルです。写真をみる限り、大学のキャンパスとはとても思えません。有名な大企業が入居する新しいオフィスビルのような風貌です。
このビルの一部を大阪工業大学がキャンパスにするわけでなく、このビル1棟が大学の新キャンパスになります。これは凄いですね。確かに東京などでは高層の大学キャンパスはありました。例えば法政大学のボアソナードタワーや工学院大学の新宿キャンパスなどです。大阪工業大学の梅田新キャンパスはそれらに匹敵する規模のキャンパスになります。
その凄いキャンパスの動画です。
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こちらの画像からも、とても大学のキャンパスと思えないような様子がうかがえます。大学のキャンパスというと、芝生があって広い敷地に校舎が点在しているというイメージでしたが、このような都会的な雰囲気も悪くないですね。
出典 大阪工業大学
さらに場所が梅田茶屋町というのが便利です。各地からのアクセスもしやすく多くの学生にとって利便性が高いです。学校の帰りに誘惑が多いですが、サークルの飲み会などは困ることはなさそうです。
大阪工業大学の運営は学校法人常翔学園
学校法人常翔学園はいくつかの高校と大学を有しています。常翔学園といえば、大学以上に高校が有名です。高校ラグビー屈指の強豪校である、常翔学園や常翔啓光学園がともに全国大会の優勝経験があります。
さらに、大学も大阪工業大学以外にも、摂南大学、広島国際大学を運営している大きな学校法人です。近年は少子高齢化により大学の競争が激しく、大学によっては財務状況がかなり厳しい大学もあります。また、知名度がないため学生を集めることができず、ついには廃校するような大学も出ています。
少子高齢化は今後はますます進み、大学間の競争もますます厳しいものになると思われます。自分の入学・卒業した大学が廃校するようになったらと思うと、愕然としますよね。知名度があって、大きな学校法人であれば、それだけ安心度は高そうです。
ロボティクス&デザイン工学部を新設
新しい大阪工業大学の梅田キャンパスには、「ロボティクス&デザイン工学部」が新設されます。学科は、ロボット工学科・システムデザイン工学科・空間デザイン学科の3つ。ただし実際には3学科の学生が混ざり合って学習する教育方法で、学科の垣根を超えるアメリカで大きな成果を上げている教育方法を採用するようです。
教育方針は、利用する人の視点に立ち、人間や現場に寄り添った開発ができる力を鍛えるという実学志向。企業の評価も高そうですね。現在大阪工業大学が就職が良い大学といわれる一つですが、偏差値以上に大学での研究が評価されているのではないでしょうか。
梅田キャンパス新設で大阪工業大学の偏差値や競争率は上がる?
梅田キャンパスを新設することで、大阪工業大学の偏差値や競争率は上がるのでしょうか?今後受験を感がている生徒さんにとっては、気になる点ですよね。
偏差値や競争率は、他大学との兼ね合いがあるので、断言はできませが、梅田の中心に超高層ビルのキャンパスができるので話題性が十分です。今後はビルの完成とともにマスコミの露出度は高くなり、知名度も上昇すると思われます。
マスコミで取り上げられることが多くなれば、近畿大学の例もありますが、志願者は増えるのではないかと予想されます。志願者が増えれば、もちろん競争率は上昇します。また学ぶ環境が良ければ、良い学生も集めやすいため偏差値も上がる可能性は十分にありますね。
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