近大の改革が斬新　マグロだけでない近畿大学が志願者日本一になる理由

 

 

近大といえば“近大マグロ”でマスコミの注目も集め、いまや早稲田や明治を押しのけ入試志願者日本一を2年連続で獲得しています。

 

人気が上がったのは、世界で初めてマグロの完全養殖に成功し、その成果であるマグロを食べられるレストランの存在は大きい。しかし、それだけでなく矢継ぎ早に近大は斬新な改革を進め、受験生やその親御さんに注目を集めています。

 

今回は近大の斬新な改革の数々をいろいろと紹介します。これから大学受験を目指す人にとって志望校選びのために活用してください。

 

 

近大は出願すべてがネットの完全ネット出願

 

現在はネットで完結するものは、ネットで行うことが主流になりつつあります。行政の手続きでもネットで行う時代ですからね。大学入試の願書は、今までは願書を請求し、必要事項を書き込み受験料を振り込み願書を送るという感じでした。

 

しかし、紙の願書は試験の無駄使いともいえるし、何校か併願する場合には、いちいちまた同じ内容を書かなくてはいけません。

 

これに対してネット出願は、紙を使わないのでエコで環境保全にも役立ちます。何校か併願する場合は、基本的な記載事項が重なる場合は、あらかじめ用意しておけばコピペで楽々記載することができます。

さらに近大のネット出願は、受験料が1出願当たり3,000円の値引きがあり、経済的でもあります。近大が他大学に先駆けて完全ネット出願に変えたことで志願者をかなり伸ばしました。

 

 

近大マグロの次は近大ナマズに挑戦

 

ウナギ味のナマズ量産へ新会社　近大など、事業化めざす　　：日本経済新聞

 

 

 

 

ウナギ味のナマズを量産することに乗り出しました。ウナギの価格が上昇しているだけに、近大ナマズの味に多くの人が期待をよせているでしょう。

 

SPONSORED LINK

 

近大マグロに続く数々の斬新な開発商品

 

【関西の議論】カップラーメンに化粧品、子供用玩具まで…目指すは総合商社！？　近大が仕掛ける産学連携の新戦略　（1/3ページ） – 産経WEST

 

 

 

 

近大マグロの中骨を使って、今度は即席めん大手のエースコック（大阪府吹田市）とカップラーメン商品「近畿大学水産研究所監修　近大マグロ使用　中骨だしの塩ラーメン」を昨年１２月より販売。近大マグロの知名度と味の良さで人気商品になっています。

 

近大マグロは水産学部の成果ですが、薬学部が「クロモンジェル美容液」、文芸学部が子供用玩具の段ボール製のテント「トゥインクル・テント」を開発など多くの学部にまたがって市場に人気商品を投入しています。

 

 

近大の入学式・卒業式はとても斬新

 

大学入学の門出を祝う入学式、学生生活の最後の儀式である卒業式は、多くの大学は昔ながらの地味な儀式がほとんど。しかし近大の入学式や卒業式はとても斬新。

 

入学式は、卒業生でもある音楽プロデューサーのつんくが入学式をプロデュース。大規模なイベントのような入学式で新入生を盛り上げています。

 

 

さらに卒業式のゲストには、あのホリエモンが登場。卒業生に向けて祝辞を述べるわけですが、その内容がとても斬新。卒業式の祝辞はお決まりのような言葉が並ぶ場合が多く耳を傾けない学生も多いはず。

 

 

しかし、ホリエモンの言葉は今の若者に強く刺さり、多くの学生がその言葉一つ一つを噛みしめたはず。なかなか他の大学では真似のできない近大の卒業式です。

 

 

近大は学生の保護者向けサービスも充実

 

近大は学生だけでなく、その保護者向けサービスも充実を図っています。親からすれば自分の子供が大学でしっかりと勉強しているかどうかは気になるところです。

高い学費を払っているわけですから当然ですよね。しっかり勉強してくれないと困ります。

 

そこで近大が取り入れたサービスが、学生の出席状況をインターネットで確認できる保護者専用のサイトを開設。

 

大学生に親がそこまで…スマホで出席状況確認 （読売新聞） – Yahoo!ニュース

 

 

 

 

システムは学生が教室の端末に学生証をかざすと、内蔵されたＩＣチップの情報を読み取って、サイトに表示することになる。

遅刻や早退、履修科目の時間割に加え、出席率や成績も分かるシステムで、「ちゃんと講義に出ているか知りたい」という保護者の声を受けて近大が導入に踏み切った。

この点、学生は子供ではないので、「何もそこまで」という意見もあったようだが、保護者からはおおむね評判が良いようだ。

 

SPONSORED LINK