御柱祭2016 諏訪大社の奇祭 上社山出しの日程や見どころは?

 

御柱イメージ

 

危険なお祭りとして有名なあの御柱祭が今年2016年にいよいよ行われます。7年に1度しか見れないお祭りだけに待ち遠しい人も多い。今回を逃せばまた7年後、その時見れるかどうかもわからないので見逃したくはないですね。

 

今回からシリーズで諏訪大社の奇祭「御柱祭2016」についての詳細をご紹介します。今回は第1回めとして、見所満載の上社山出しの日程や見どころについていろいろ調べてみました。

 

 

御柱祭の見どころはさまざま

 

御柱祭というと、勇猛な「木落しが」有名です。テレビでも危険な祭として紹介される場合が多く、全国でも有名です。ただ御柱祭は木落しだけではありません。御柱の伐採を行ったり、山出し、里曳き、宝殿還座祭など数ヶ月に渡って行われる事になります。

 

その中でも最大の人気が山出し、それも木落しです。御柱の重さは柱によっても異なりますが、長さが約19m、直径約1m、重さは約7.5tもあります。その巨大な大木が断崖を滑る落ちる姿はまさしく圧巻。興奮した男たちが勇猛果敢に木落しをする姿はしびれます。

 

ただ木落しが有名な御柱祭、それも山出しでも木落し以外にも見どころはあります。木落しをじっくり見ようと思うと有料観覧席が望ましいですが、木落し以外に巨大な御柱を見るチャンスはあります。

 

御柱祭の上社山出しは3日間に渡って行われますが、ズバリ見どころはこの3つ。「曳行」、「木落し」、「宮川の川越し」です。なお、詳細は後ほど紹介しますが、木落しは2日目と3日目に行われることになります。それでは順番に見ていきます。

 

 

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御柱祭上社曳行1日目の見どころ

 

御柱祭の山出しとはズバリ御柱を曳行することです。上社の曳行ルートは茅野市の原村境の綱置場から安国寺の御柱屋敷まで約12kmです。

 

木落しや宮川の川越しもこの曳行ルート上にある見どころであり、特に見たいところです。木落しや確かに魅力的ですが、それだけでなく街を御柱が曳行する姿もなかなかの迫力です。日頃神輿や山車が曳行する姿は多くの人が目にしたことがあると思います。しかし、巨木が曳行していく姿はなかなか見ることができません。

 

曳行は3日に渡って行われます。2016年の上社の山出しは、4月2日(土)、4月3日(日)、4月4日(月)に行われます。3日と4日の見どころは、ズバリ木落しと宮川の川越しです。1日目は迫力ある木落しはないものの違った側面の御柱祭を楽しむことができます。

 

4月2日(土)の最大の見所は、難所「穴山の大曲」。ここが山出しの第一の難所になります。このカーブは、道が狭い上に屈折しているので巨大な御柱を通過させるのはなかなか難しい。氏子たちが見事にここを通過させるのは祭の醍醐味でもあります。

 

また時間があれば、スタートとなる綱置場も見たいところです。7年ぶりの祭がいよいよ始まる高揚感を味わうことができます。

 

御柱祭上社山出し2日目と3日目の見どころ

 

御柱祭の最大の見どころ木落しがいよいよ始まります。上社の木落しは斜度が27度。下社の木落しと比べると斜面が緩やかですが、それでも上から望むとかなりの坂になります。上社の木落しの動画です。その迫力がわかります。

上社の木落し

 

上社の山出しの見どころである、木落しと宮川の川越しはそれぞれ2日目と3日目に分けて行われるわけではありません。上社の御柱は8本ありますが、2日目に木落し5本、川越し3本を行います。残りの木落し3本、川越し5本が翌日の3日に行われます。

 

以前は4本4本で2日にわけて行われていましたが、安全に配慮してこのような日程になっています。木落しは有料観覧席でしかなかなか間近では見ることはできませんが、できれば手に入れたいところです。ただ有料観覧席は長野県民のみではがきで申し込み、抽選になります。申し込みの締切が2月29日(月)必着になっています。時間がありませんので必要な方はすぐにはがきを投函しなければなりません。

 

県外の人は旅行会社の宿泊セットプランなどを利用しなければなりません。ちょっと残念ですね。バスツアーなども催行されるのでそちらを利用しましょう。

 

宮川の川越し

 

宮川の川越しは、山出しの最後の難所になります。御柱を宮川の雪解け水で洗い清める意味があります。御柱は宮川に着水後、後尾を斜めによじって、まだまだ冷たい宮川の流れに全体を浸します。

 

この後御柱は御柱屋敷に到着し、約1ヶ月後の5月に行われる「里曳き」まで、ここで安置されることになります。山出しや宮川の川越しは大変混雑します。混雑が苦手で御柱祭の雰囲気だけでも楽しみたい人は、御柱屋敷の付近や山出しのルートの途中で見るのも一つの方法です。

 

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