ご飯とパンはどっちが良い? 健康面や太るのはどちらかなど比較してみた
「私はご飯派」、「私はパン派」。ご飯とパンはどちらも美味しいですよね。私は両方好きですね。人によっては朝は忙しいからパンにして、昼は腹持ちの良いご飯、夜は日本人はやっぱりご飯という人は多いでしょうか。
さて主食であるご飯とパンですが、どちらがより健康的なのでしょうか?またダイエットを気にする人にとっては、どちらが太りやすいなんかも気になります。
今回は、食卓のメインご飯とパンの比較。どちらがより健康的なのか?より太りやすいのはどっち?などいろいろ調べてみました。
ご飯とパン太りやすいのはどっち?
ご飯とパンがどちらが太りやすいかは、特にダイエット中の女性は気になりますよね。まずダイエットで重要なのはカロリー。両者のカロリーを比較してみます。
両者のカロリーですが、それほど大きな違いはありません。ほぼ同じくらいです。ご飯お茶碗軽く1杯(110g)と6枚切り食パン1枚(70g)では、どちらも180~190㎉と同じくらいです。
ただご飯もパンも食事でそれだけという人はいないでしょう。食事の際には“何か”と一緒に食べることになると思います。では食事として食べる場合は、より太りやすいのはどちらでしょうか?
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和食と洋食で比較してみると
ご飯とパンを食事で比較すると、ご飯は主に和食、パンは主に洋食という区別をすることができるでしょう。和食の場合は、ご飯が主食ですね。おかずは主食を引き立てる脇役、添え物のという感じがどちらかというとあります。一方洋食は、メインはおかずの方です。パンは添え物という感じが強いでしょう。
つまりご飯の場合、多くの人は白米のまま食べます。ふりかけをかけたり佃煮と一緒に食べるという人もいるでしょうが、ふりかけはともかく佃煮はおかずの一つという感じです。
でもパンはどうでしょう?食パンでいうと、そのまま食べるという人もいるでしょうが、多くの人はバターやマーガリン、ジャムなどをつけて食べます。これだけでパンはご飯よりカロリーが多くなってしまいます。
またそれぞれのおかずの傾向も異なります。ご飯に合う和食の場合は、作るおかずが比較的ヘルシーになりがちです。一方パンに合う洋食の場合は、肉や卵をたっぷり使った料理が多いし、バターをけっこう使ったりします。そのため和食と比べると洋食はカロリーが高めです。
ご飯とパンがどちらが太りやすいかを比較してみると、ご飯もパンもそのもの自体のカロリーはさほど変わりません。しかし食事として何を食べるかを考えると、パンの方がよりカロリーが高く太りやすいという傾向があると思います。ただし、人によってはご飯と一緒に脂っこいものを食べたり、パンをそのまま食べたり、カロリーの低いおかずと一緒に食べる人もいるでしょう。
ご飯とパン 健康に良いのはどっち?
ご飯とパンどちらがより健康に良いかはやはりご飯に軍配が上がると思います。パンの種類にもよりますが、パンが原料の小麦粉などだけでなく、いろんなものが添加されています。そのためパンは脂質や糖分が多いのです。これは菓子パンだけでなく、シンプルな食パンでもそうです。
食パンの食品表示を見てみると、「果糖ぶどう糖液糖」、「植物油脂」、「バター」、「砂糖」などが含まれているものです。これだけで何となく油分が多かったり、糖分が多かったりします。
ご飯もパンと同じように炭水化物が主なので糖分は高いのですが、ただしパンと比べて余分なものは少ないです。たとえば油分などは、ご飯はとても少なくお茶碗一杯で脂質は0.5g程度。対するパンは、食パン6枚切り1枚でも脂質が2.5g程度はあり、両者の差は歴然です。
さらに“リッチ系”のパンとなると、さらに脂質は増えパンとご飯の脂質の差はさらに開きます。
塩分の差も見逃せない
パンも食パンであれば、菓子パンと違って健康的そうですよね?ただ食パンは意外にも塩分がとても高いのです。
塩分というと高血圧など生活習慣病の原因の一つとして、特に高齢者はなるべく控えるように医者からも指導がされます。和食は醤油や味噌を使うため、おかずも塩分が高めです。ただご飯に関しては塩分はほぼありません。食塩が多い和食にはご飯というようにバランスが良いわけです。
一方食パンは、6枚切り1枚でも0.8g程度の塩分が含まれます。食パン1枚だけならまだしも、朝に数枚食パンを食べるだけでけっこうな塩分を摂取してしまうのです。
カロリーや糖質だけでなく、塩分はパンを食べる際には気をつけなければならない点です。
いかがでしょうか?ご飯とパンの比較。そうごうて総合的に見ると、ダイエットや健康に良いのはご飯といえるでしょう。さらにご飯のおかずが伝統的な家庭料理の和食であれば最高です。
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