「Train Hostel 北斗星」  寝台車のパーツを利用したホステルは快適性がちょっと疑問

北斗星イメージ

 

惜しまれながらも引退した寝台特急「北斗星」ですが、新たにホステスとして東京で復活しようとしています。

 

実際に走る寝台としてではないので、ちょっと残念ですが、2段ベッドや個室寝台の一部一部実車パーツを内装に再利用して北斗星が蘇ります。

 

鉄道ファンはもちろん、宿泊費を節約したいという人にも気になりますね。

 

寝台車のパーツを利用するのは、「Train Hostel 北斗星」 と「(仮称)神田カプセルホテル 」。

 

北斗星の名がつく「Train Hostel 北斗星」は特に気になりますね。果たして快適性や料金などはどうなるのでしょうか?

 

 

「Train Hostel 北斗星」のイメージ

 

「Train Hostel 北斗星」は、今年2016年の12月中旬に日本橋馬喰町(中央区)にオープンします。

 

オープンまで3ヶ月前ということで、そろそろ予約を考えたという人もいるでしょう。

 

特に年末年始は混み合うでしょうし、最近では訪日旅行客が増え予約が取れにくい状態が続いていますからね。

 

発表されているものはイメージですがこんな感じ。

photo

出典 JR東日本ニュースリリース

 

北斗星の開放寝台をそのままのような感じで残しています。

 

確かになんとなく旅情は誘うかもしれませんが、それはあくまでも北斗星の客車をそのまま使えばの話しです。

 

こんな感じで、
熊本県球磨郡多良木町の簡易宿泊施設・寝台特急「はやぶさ」を使用したブルートレインたらぎ

 

 

 

 

寝台特急はやぶさの車両をそのまま使った宿泊施設「ブルートレインたらぎ」。

 

実際に走らないものの、かつてのブルートレインに乗った旅情だけは味わうことができます。

 

 

海外のキャンプ場でトレーラーハウスが客室として利用したりしますが、快適性は少し落ちますが実際の客室を使うことは、プレミア感はあります。

 

ただ、「Train Hostel 北斗星」は既存のビルをリフォームし、簡易宿泊所に変更します。ですから、そのまま鉄道車両というわけではなく、単にホステルになります。パーツを利用しているだけです。

 

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「Train Hostel 北斗星」の快適性は?設備の内容

 

単にホステルだとすれば、より快適性が必要です。ぐっすりと寝るためには。

 

写真で見るには、ちょっとベッドの幅が狭い?という感じをもたざるをえません。

 

また、ベッドのクッション性はどうなんだろう?という心配もあります。

 

客室以外で気になるのは大浴場ではなく、シャワーだけしかない点です。

 

シャワーだけで十分という人もいるでしょうが、個人的にはカプセルホテルなどの楽しみの一つは大浴場があるからというのはあります。

 

日本人ですし。

 

この点は、訪日旅行客をターゲットにしているようなので、シャワーで十分なのかもしれません。

 

また、シャワーが各階にあるのではなく、6階だけというのも若干面倒くさそうです。

 

ラウンジのイメージはありませんが、ホステルは客室の快適性は劣るかわりに充実はして欲しいです。

 

2階がラウンジになるので、それなりの広さはありそうです。ただ、ベッドが78もあることを考えると、ちょっと手狭な感じもしなくもないです。

 

カプセルホテルのラウンジでありがちな、タバコも自由に吸えるというのはなく、きっちり分煙はとられるのではないかと思われます。

 

訪日旅行客をターゲットにするわけですからね。

 

運営会社は「株式会社R.project」。すでに日本橋横山町でホステルを運営しています。あの有名アスリート為末大氏も取締役に名をつなれるベンチャー企業です。

 

運営しているホステルは、「IRORI NIHONBASHI HOSTEL&KITCHEN」

 

 

こちらは、完全に訪日旅行客をターゲットにしているという感じです。囲炉裏の雰囲気のあるラウンジもその一つです。

 

同じ運営者ですから、どのようなホステルになるかは参考になるでしょう。

 

こちらのホステルも大浴場ではなくシャワーだけです。またキッチンがありますが、おそらく「Train Hostel 北斗星」も共同のキッチンが設置されるのではないかと思われます。

 

外国人をターゲットにするホステルならキッチンはマストな設備ですから。

 

外国人に鉄道ファンはあまり多くはなそうそうなので、外国人の評判はどうなんだろうという気はします。外国へ行っても日本のように駅で列車の写真を撮る人を見かけることはほとんどありませんから。

 

日本人、それも鉄道ファンが訪れるのも期待しているかもしれません。

 

ちなみにもう一つのホステルの「(仮称)神田カプセルホテル 」は、女性専用のカプセルホテルになります。

 

運営会社はナインアワーズです。成田空港にあるカプセルホテルなど、スタイリッシュなデザインのカプセルホテルです。

 

こちらでどのように北斗星の寝台車のパーツを使うのかは興味がありますが、発表が待たれます。

 

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