JR西日本に新たな長距離観光列車が2020年に誕生 寝台列車としての快適性は?

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JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が誕生し、停車する駅では大きな騒ぎになっています。

 

ただ、トワイライトエクスプレス瑞風の旅費は、最高で1人125万と、庶民が簡単に乗車することはできない高嶺の花です。

 

しかも近年は寝台列車が続々と廃止されてしまい、現在は定期列車ではサンライズ出雲・瀬戸が残るのみとなってしまいました。

 

日本では簡単に寝台列車に乗れないような現在の状況なのですが、気軽に夜行の列車に乗って旅をしたいという人に朗報です。

 

JR西日本が京阪神と西日本各地を結ぶ新たな長距離列車を、2020年の夏までに導入することを明らかにし、格安な料金で長距離列車の旅を楽しむ道が開かれようとしています。

 

トワイライトエクスプレス瑞風は人気はあるけれども

 

「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行が先日スタートしましたが、停車する各地では大変な騒ぎになっています。

 

こちらは出発式のあった大阪駅の様子。とにかくすごい人です。

 

出発式には葉加瀬太郎さんも出席し盛大に行われ、JR西日本の力の入れようが伝わってきます。

 

感動の出発の様子です。気品を感じる音楽でその高級感を演出しています。

 

 

こちらは鉄道写真の名所「サントリーカーブ」。多くの撮り鉄たちが集まりました。

 

 

JR西日本の西の端である下関駅の様子。

 


岡山でもこんなにたくさんの人が、その姿をひと目見たいと訪れています。

 

 

普段は無人駅のこの駅でも大変な人です。トワイライトエクスプレス瑞風は西日本各地に一大ブームを起こしています。


これだけ騒ぎになるのも、一つは簡単には乗れないその希少性があるからでしょうか。高嶺の花だからこそ見るだけでもという気分にさせてくれるのでしょう。

 

新たな長距離観光列車は庶民価格

 

豪華寝台列車は庶民が簡単には乗車することは叶いませんが、この度明らかになった長距離列車は、どうやら庶民価格で一般の人でも気軽に乗ることができそうです。

 

ただ、チケット争奪戦は厳しくなりそうでありますが(^_^;)

 

気になる価格ですが、特急「サンライズ出雲」(東京-出雲市)などを参考に、例えば大阪-出雲間の距離でしたら、1泊2日数千円~2万円台(全席指定)を想定しているようです。

 

2万円台でも、それほど高額とまでは言えませんし、数千円となると移動距離を考えても激安な価格になります。

 

正直予想以上の格安な価格で、日本の貧富の差が拡大していることを物語っているのかもしれません。

 

車両は117系を改良

 

新たな長距離観光列車ですが、気になるのがどんな車両になるかですよね。

 

JR西日本によると、新たな列車は湖西線などで活躍している117系を改良してつくられるようです。

 

 

この車両からどんな観光列車に変わるのか、なかなか想像もつきません。

 

気になる車両のデザインは、川西康之氏を起用。川西氏は、これまでに、えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花(せつげっか)」の設計デザインや、土佐くろしお鉄道中村駅のリノベーションなどを手掛けています。

 

 

 

水戸岡鋭治さんならどんな車両になるかは、わりと想像がつきやすかったんですが(・.・;)

 

川西康之さんなら、雪月花の斬新さや、中村駅のリノベーションの独自性などから、どんなものが出来上がるのかワクワクしてきます。

 

一応JR西日本のホームページでは、こんな感じでイメージが掲載されていましたが、

新しい長距離列車

出典 西日本旅客鉄道株式会社

 

新しい長距離観光列車が少しだけ明らかに

 

まだまだ詳細な発表がされていない、JR西日本の新しい長距離観光列車ですが、少しだけその様子が明らかになっています。

 

列車の編成は117系改良電車の6両編成。複数の種類の座席とフリースペースから構成されます。

 

フリースペースは、乗客が自由に利用できる空間で、観光列車らしさが堪能できる場所になりそうです。

 

新しい長距離列車

左上が「普通車(2列+2列)」、右上が「普通車コンパートメント」か「グリーン車個室」、左下が「グリーン車(1列+2列)」、右下が「グリーン車個室」ですかね?

 

グリーン車個室は寝台になるかは、ちょっとこの画像からはハッキリしませんね。

 

グリーン車個室以外だとノビノビ座席以外は、寝台列車の寝て移動できるという点では、ちょっと快適性はどうかな?という感じです。

 

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